もともと戦争はよくないが クラスター爆弾は更によくない! | エコリングのブログぅ

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リビアでは東部で反政府派がアジュダビアを奪回し、ブレガ辺りで激しい戦闘が続いている模様ですが、他方西部のミスラタでは政府軍が町を攻囲して激しい砲撃を浴びせていますが、最近政府軍がミスラタでクラスター爆弾(ここでは航空機は使っていないのでクラスター砲弾と言うべきか?)を使っているという疑惑が浮上してきています。

これは主として現地の反政府派及び民間の人権団体等が主張しているところで、カッダーフィ政府はこれを否定しています。

クラスター爆弾とは、爆弾(または砲弾)の中に多数の小さな子爆弾が入っているもので、炸裂すると広範囲に子爆弾がばらまかれ、対人殺傷能力が非常に高いものです。

この爆弾はイスラエル軍がレバノン侵攻(206年だったと思います)の時に多用し、子爆弾が必ずしも全部爆発せずに残っているために、戦闘終了後も民間人、特に子供が死傷するケースが多く、非人道的な兵器(その意味で対人地雷と似ている)として国際的にその使用に非難が集まりました。

そのため北欧政府等が音頭をとって、2009年に禁止条約ができ、確か2010年に発効したものです(現在30国が批准、加盟をしており、日本も加盟国)。

問題は米国、中国、ロシア等の軍事大国が加盟していないことですが、リビアも加盟していません。

今回果たしてリビアがミスラタでこの爆弾を使ったか否か不明ですが、自国民に対してクラスター爆弾を使うというのは正に狂気のさたですが、クラスター爆弾を使おうが使うまいが、自国民に対して戦車、大砲などを総動員して激しい攻撃を仕掛けるカッダーフィは(昔ならともかく21世紀の世の中では)矢張り気違いじみていて、早く彼が消えることが重要だと思っています。