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東日本復興への願いが大きな形となった。広島・松田オーナーは「小さなことだけど、選手や広島の思いが少しでも被災地に伝わって欲しいね」と協力者の気持ちを代弁した。
救援物資は段ボール400箱分にもなった。選手が寄付したジャージー、アンダーシャツ、球団グッズのフリースなどの衣類は段ボール50箱分。食料は米200キロ、カップめんは1500個。さらにマスク1万2000枚、レインコート600枚、大人用おむつ200枚などの生活必需品もそろった。これらがマツダスタジアムで、球団職員約30人によってトラックに積み込まれた。
選手会長の石原は被災者への手紙も運転手に託した。京都市の宿舎で「まだまだ必要な物はあると思う。これを続けていかないといけない」と今後の支援を約束した。
被災地・仙台では東北福祉大時代の4年間を過ごしており、個人的にも特別な思い入れがある。知人から被害状況を伝え聞いており、02年に急逝した大学時代の恩師・伊藤義博監督の墓も被害を受けた。「知り合いは大変だと言っている。身動きが取れない人もいると聞くと、僕もつらい」と今回の支援が少しでも復興への手助けになることを願った。
トラックのハンドルを握るのは、多摩運送の玉川健二さん(36)。「余震や放射能の話を聞くと、怖くないかと言えば怖いですね。だけど困っている人がいるので、安全運転で一刻も早く届けたいと思います」。到着予定は20日午前。トラックは多く人の願いを乗せて、約1200キロの道のりを走る。