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震災の被災者支援に、J1の関西2クラブが協力して立ち上がった。今回のチャリティーマッチを開催する意義について、G大阪・金森喜久男社長(62)は「我々はスポーツを通してしか貢献できない」と話し、神戸・叶屋宏一社長(44)は「義援金を集めるきっかけや、そのための窓口をつくるいい機会」と説いた。
15日のJリーグ実行委員会で両社長が隣同士で座ったことから、実現へ動きだした。先に声をかけたのはG大阪。金森社長は「神戸は震災に遭って、今回と共通した近い経験をされている」と理由を明かした。神戸の和田昌裕監督(46)は「ガンバからの話を喜んで受けた。(阪神・淡路大震災に遭った16年前に)神戸は日本全国、世界中から助けられて、ここまで来た」として、協力に応じた。
震災の影響で3月のリーグ戦は開催中止で、現在、被災地のクラブは解散状態だ。再開の見通しが立たない中で試合ができることに、G大阪の西野朗監督(55)は「自分たちは仕事ができる環境にいる。被災地に力を与える機会が実現する。親善でも公式でもない試合だが、目的のある試合」と意義を見いだす。
29日には同じ大阪の長居スタジアムで、日本代表とJリーグ選抜によるチャリティーマッチも開催。日本代表に選出されたMF遠藤保仁(31)は「一番の目的は被災者支援のため。そのためなら、積極的に参加したい。どちらのチャリティーも大事」と話し、両試合出場の可能性も十分。強行日程も苦にせず、チャリティーマッチ成功へと全力を尽くす