未曾有(みぞう)の大惨事となった東北地方太平洋沖地震に対して、岡崎でも義援金や救助隊派遣などの動きが広がっている。
岡崎市では3月14日から、東北地方太平洋沖地震の義援金箱を市役所1階などに設置した。設置場所は岡崎市役所(東庁舎1階・3階受付、西庁舎3階受付、福祉会館1階受付)のほか、岡崎支所(羽根町)・大平支所(大平町)・東部支所(山綱町)・岩津支所(西蔵前町)・矢作支所(矢作町)・六ツ美支所(下青野町)・額田支所(樫山町)の7支所と、図書館交流プラザ「りぶら」(康生通)、岡崎げんき館(若宮町)の2カ所。募集期間は約6カ月を予定していているという。
岡崎市部課長会・副主幹会と岡崎市議会議員親和会は、復興支援としてそれぞれ200万円と100万円の義援金を被災地に送ることを決め、岡崎市に寄託した。岡崎市議会議員親和会も岡崎市を通じて義援金100万円を送る。
岡崎市立の全小中学校(小学校47校・中学校19校)でも今日3月15日から23日まで、義援金の募金活動を行う。募金箱を設置したり、生徒会が集めたりするなど、学校ごとにそれぞれ募金活動に取り組む。集められた義援金は、岡崎市小中学校長会で取りまとめ、市役所福祉総務課を通じて被災地に送る。
市内のスーパーマーケットや商店などでも募金箱が設置され始めている。スーパーマーケットチェーンの「ドミー」(岡崎市大平町)は全店舗34店に募金箱を設置。3月31日まで受け付け、日本赤十字社を通じ被災地に送るという。
一方、資機材や職員の派遣も11日夜から進んでいる。
岡崎市緊急消防援助隊は、3月11日に3部隊12人、車両3台(支援車含む)を一次派遣、12日に1部隊(県指揮隊)4人、車両1両(指揮指令車)を二次派遣した。派遣先は宮城県亘理(わたり)町。三次派遣は13日に1部隊5人、車両1台(救助工作車)、交代要員8人、車両2台(広報車)を送りこんだ。
岡崎市民病院からは、災害派遣医療チーム(DMAT:Disaster Medical Assistance Team)を派遣している。11日にスタッフ5人、車両2台(ドクターカー・乗用車)。福島県福島空港で、災害急性期医療活動にあたっているという。
岡崎市水道局は12日、日本水道協会からの要請により給水車を派遣した。スタッフ2人、車両1台(給水車2トン車)。栃木県矢板市で被災者への給水作業にあたっている。
岡崎市保健所は愛知県や県内中核市の豊橋市・豊田市と協力して、保健師と事務職員を派遣する。15日から来月4月末ごろまで延べ11班。岡崎市からは保健師4人などを派遣する予定。
今後も市は緊急消防援助隊の四次派遣や食料の支援などについても現在、準備を進めている