NTT東日本は12日、東日 本大震災による影響で、不通になった加入電話が約87万9500回線に拡大したと発表した。携帯電話も、基地局が使用不能となり、通話やデータ通信が利用できない地域がある。
NTT東によると、通信回線の不通が広がっているのは宮城、岩手両県を中心とした地域。停電後に非常用発電機などで利用できた回線も、電力会社による送電の復旧作業が遅れているため、発電機の燃料が切れ、不通になっているという。総合デジタル通信網(ISDN)約12万2900回線、光ファイバー約39万8900回線も使えない状況としている。
携帯では、NTTドコモは東北、関東甲信越地方を中心に基地局約6000局以上の機能が停止。KDDI(au)なども含め不通となっている地域があるほか、通信可能な地域でも通信量の増大でつながりにくい状態が続いている。
通信各社は新たな電源や燃料の準備など対応を急いでいるが、復旧のめどは立っていない。