自衛隊も被害に | エコリングのブログぅ

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防衛省は12日、被災地への自衛隊の派遣規模を約2万人に拡大した。陸上自衛隊の東北方面隊8400人と、全国からの救援部隊1万1000人が現地に向かっている。また、航空機約190機、艦艇約25隻が準備を含め活動を実施し、救出活動が本格化している。菅直人首相は同日の緊急災害対策本部で、自衛隊派遣を5万人規模まで拡大する考えを表明した。

 自衛隊への災害派遣要請は、北海道、青森、岩手、宮城、福島、千葉の6道県にのぼった。

 同日午前5時半ごろ、宮城県の石巻沖で海上自衛隊ヘリが、80人が取り残された船舶を発見。海上保安庁のヘリと合同で救出作業に当たっているほか、陸上自衛隊のヘリが引き続き、避難できずに取り残された住民の救助を行っている。政府の災害派遣チームの輸送支援にも当たっている。

 原子力災害派遣活動では、福島第1原発の緊急事態応急対策拠点施設「オフサイトセンター」に到着した陸自の第44普通科連隊(福島市)80人が、住民の避難誘導などに当たり、午前6時過ぎ、原発から半径3キロ以内の住民3000人の避難が完了した。陸自の中央即応集団の中央特殊武器防護隊(大宮)24人も、化学防護車4両を含む車両7両とともにオフサイトセンターに到着。放射能漏れの有無を調べ、漏れている場合は除染作業を行う。

 また政府は、ルース駐日米大使からの支援の申し出を受け、在日米軍に協力を要請した。北部方面隊約900人と車両約250両を米艦艇で被災地へ向けて輸送するよう調整。海自(横須賀)と米海軍(第7艦隊)による三陸沖での共同捜索救難活動も検討している。

 一方、自衛隊自身も被害を受けた。防衛省によると、航空自衛隊松島基地(宮城県)には2メートル以上の津波が来た模様で、基地2階の床下まで浸水。F2戦闘機18機が全機水没、T4練習機も4機(うちブルーインパルス用1機)が水没するなどの被害が出た。

 また、地震発生時に休暇などで外出していた松島基地所属の隊員約200人と、陸自東北方面隊に所属する約80人と連絡が取れなくなっているほか、陸自隊員1人が右足を負傷し、入院した。【