旧正月期間限定の財運と健康を願うためのサラダ「撈起(ローヘイ)」を大人数で食べるイベントが2月11日、MRT北東線ホーガン駅側の広場で開催され、世界記録が達成された。主体はプンゴル・コミュニティー・クラブのメンバーなど草の根運動家たち。
参加者は約600人。サラダの長さは208メートル。これまでの記録はシンガポール経営大学による168メートルで、40メートルの記録更新となった。
「撈起」は主にシンガポールとマレーシアで旧正月期間中に食べられる華僑のサラダ。刺し身片と千切りにされた多種の野菜、ナッツなどが材料。パーティーやレストランなどの場所で前菜として出される。ドレッシングやソースなどをかけてから全員でサラダの入った大皿を囲み、それぞれの箸で同時にかき混ぜる。「ローヘイ、ローヘイ」と繰り返し口ずさみながらかき混ぜるが、その際なるべく高く空中へサラダを運べば運ぶほど一年の運は高まるという。
中華系に限定せずインド系やマレー系の参加者にも配慮し提供された「撈起」はベジタリアン風にしたという。同時期に公開されているシンガポール製のコメディー映画「HOMECOMING(笑着回家)」からJack Neoさんなども映画内のコスチュームで参加した。
「今回のイベントが温かい地域文化が作られ、守られていくことの一助となれば。旧正月にはこうしてみんなで集まって祝おうという文化を守っていきたい」と、同クラブのユース・エグゼクティブ委員会議長Kenny Naiさんは話す。