神戸の名門のお店の明かりが・・・・ | エコリングのブログぅ

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 神戸・三宮の高級クラブをママとして切り盛りしてきた女性が、23日で店を閉める。阪神・淡路大震災で中断したが、その後再開。景気低迷、接待費の激減などを理由に、開店30周年を区切りにした。華やかな夜を演出し、時代の移り変わりを見つめてきた女性は「三宮の夜の文化を守っていってほしい」と後輩たちにエールを送っている。(直江 純)

 「クラブやまもと」を経営する山本洋子さん(59)。銀行を結婚退職したが26歳で離婚。幼子を抱えてホステスになり、1980年に29歳で独立。高級店が居並ぶ北野坂の新築ビルに移転し、店を拡張して最盛期は25人のホステスを雇った。

 「ポートピア博覧会のあった80年代は、神戸に一番勢いがあった。高級シャンパンが一晩に何本も空いて、それはそれはもうけさせてもらいました」と懐かしむ。

 バブル経済が崩壊し、さらに震災に遭い閉店。小さなスナックからやり直し、96年から現在地でクラブを再開したが、景気は回復せず、企業は接待費を縮小する一方。神戸資本の会社も次々と大阪や東京に本社が移転し得意客が減っていった。

 一方で、自営業者でも若い世代は趣向が多様化。品のいいクラブより派手なキャバクラやガールズバーが流行し、三宮や大阪・北新地でも店を閉じるクラブが増えた。「震災が折り返し。30年までは頑張ろう」と続けてきた山本さんも還暦を前に閉店を決めた。

 「デフレが進み、安い店ばかりが増えても街に元気は出ない。私よりも若い元気なママたちが、クラブの品格や接待文化を守り、三宮の華やかさを取り戻してほしい」と願っている。