新潟や長野で「富寿し」を展開する宮崎商店(新潟県上越市)は3月31日、日系ショッピングセンター「パルコ@マリーナベイ」に「富寿し シンガポールパルコ店」(9 Raffles Boulevard #03-04、TEL 6333-4633)をオープンした。シンガポールでの運営会社はTOMIZUSHI INTERNATIONAL PTE LTD。同店の海外進出は今回が初。「富寿し」は新潟県上越市で1954(昭和29)年に創業し、日本国内で14店舗を展開する。
席数はカウンター11席を含む80席で、50人程度まで対応可能な宴会用スペースも併設。日本と同じ味の提供をコンセプトに、米は新潟県産コシヒカリを100%使用するほか、しょうゆ、酢、塩なども日本国内の店と同じものを使う。
メニューは、握りずしが「大とろ」(2個=30シンガポールドル)、「ぼたん海老」(同=12ドル)、「いくら」(同=10ドル)など。すし以外にも「刺身盛り合わせ」(32ドル~)、「赤魚一夜星干し」(20ドル)など素材を生かしたアラカルトを提供するほか、日本酒は「上善水如」(720ミリリットル、60ドル)など新潟の地酒を中心にそろえる。ランチタイムには、「ちらしランチ」(25シンガポールドル)、「サーモン丼」(15ドル)、「天ぷらランチ」(20ドル)などのセットメニューも。
TOMIZUSHI INTERNATIONALの柿沼富士雄ディレクターは「シンガポールには高級すし店がいくつもあるが、当店は気軽に来店できて、おいしいすしが味わえる雰囲気にこだわった。食材や味は日本の店舗と同等の品質を維持しているが、価格は何度でも足を運んでもらえるように抑え目に設定している」とし、「パルコ周辺には新しいMRT駅やカジノもオープンするので、それらの相乗効果でさらに集客できれば」と期待を寄せる。数年以内には、シンガポール国内での複数店舗展開や他国への出店も視野に入れているという。
営業時間は11時30分~15時、17時30分~22時30分。