東日本大震災から2年が過ぎ、東北では未だ2600名以上の方が行方不明のままで復興は思ったように進まないのが現状のようです。

そんな中、自分自身に何が出来るかと言えば余りにも微力であるのは情けない限りです。

先日、テレビを見ていた時に津波で家が半壊し家族を失った80歳位のおじいちゃんが自分の山の木を自分で切り倒しそれで家を建て直したと放送されていました。
ご覧になった方もいらっしゃると思いますがその、おじいちゃん曰く「わしは、もう被災者じゃない!」 何という力強い言葉でしょう・・・
逆に、こちらが元気をもらいました!

それに比べ、自分にとって都合の悪い事が起きると環境や他人のせいにし、いつまでも被害者ぶってしまう、そんな自分がこれ又情けないです・・・

かと言って、悲観ばかりもしていられず多くの仲間の支えもあり去年も一昨年に引き続き「岩手県」と「福島県相馬市」の震災孤児への寄付を行ってきました。
これは、震災直後最低10年は続けて行こうと決めたのでまだまだこれから続けて行きます。

他には、縁があって支援を始めた「NPO法人 め組ジャパン」のスタッフ、 石巻の仮設住宅で支援活動を続けています。
彼等、彼女等の頑張りには頭が下がり「何か食べたい物ある!?」と聞くと「魚が食べたい・・」と、何でもインスタントが多くてまともに肉や魚が食べれていないと言うのです。ならばと「本マグロ」の解体ショーを仮設住宅で行い「250人前」のマグロ丼を振る舞う事が出来ました。

「他に困っている事は!?」と聞くと「自分達の食べる米が無い」と・・
もしも、自分の子供だったらいい加減にして、帰って来いと説教しそうな場面ですが、北陸の仲間の支援もあり「米500キロ」を贈る事も出来ました。 活動基金として、100数十万円の寄付もさせていただきました。
もちろん、大金ではないかもしれませんが有志皆さんの貴重な寄付です。

他にも、仮設住宅で布団や毛布は余ってるけど茶碗やお皿などの瀬戸物が足りてないと聞いて、なるほどそれは盲点だと仲間や近所に呼びかけ大型レンタカーを借りわざわざ運んだ方もいらっしゃいます。 そのついでにと、一人暮らしの方の話し相手をしたり編み物を教えたり関東から何度も足を運んだりもされてました。 頭が下がります・・

そんな中、相馬市の市長からお礼状が届きました。

$エコプライム社長日記

更に、嬉しい事に子供達からのお手紙も添えてあったのがとても感動でした。
やって良かったと、改めて思える瞬間でした!!

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まだまだ、復興は始まったばかりですが一人でも多くの方が良い意味で「私は、もう被災者じゃない!」と言えるよう、私達は、「何が出来る!?」「そして、どうする!?」を考えて実行して行きます。

それが、人間の尊厳であると信じて・・