昨日は、二つのまったく違う出会いが重なった日だった。

ひとつは現場での協働、もうひとつは対話から生まれた新しい可能性。

どちらも、人がいて初めて動き出す出来事だった。


朝、依頼を受けた不用品回収の現場に入り、作業を進めていると、いくつか価値のありそうな品が見つかった。

以前ならそのまま回収して終わっていたかもしれない。

しかし最近、自分の中で“物の背景を丁寧に見る力”が少しずつ育っている。


そこで思い浮かんだのが、BNIに最近加入した新しい仲間。

買取業者としての専門性もあり、人柄にも信頼できるものを感じていた。

迷わず連絡すると、快く現場へ駆けつけてくれた。

その場で査定をしてもらい、結果、買取金額が回収費用をすべてカバーした。





お客様の負担はゼロ。

驚きと喜びを素直に表してくれた姿が忘れられない。



午後には、BNIにビジターとして来ていた“はじめまして”の人と話す機会があった。

軽い挨拶のつもりが、気づけばお互いの事業の課題や方向性まで深く踏み込んでいた。

私はこれからどう動こうとしているかを具体的に伝えた。

その話が、彼の中の何かを刺激したようで、目の色が変わった瞬間があった。

話し終えて感じたのは、まるで新しい芽がひとつ生まれたような感覚。


「アイデアは人と人との間に落ちている」

――ピーター・ドラッカーの言葉が頭に浮かんだ。

まさにその通りだと思う。


昨日の二つの出来事から共通して見えてきたのは、結局のところ“人こそ最大の資源であり、人が価値をつくる”ということ。

自分ひとりでできることには限界がある。

しかし、人とつながり、人に頼り、そして頼りにしてもらう。その循環が仕事の質を大きく引き上げる。


同時に、自分自身が仲間にとってそういう存在になれているかをあらためて考えさせられた。

困ったときに最初に思い浮かべてもらえるか。

期待に応えられる準備をしているか。

日々の積み重ねがすべてを決める。


人が人を磨き、出会いが未来を動かす。

昨日のご縁に改めて感謝しながら、今日もまた自分の器を広げていく。