昨日は川村義肢で開催された「てくてくマルシェ」に顔を出した。
主催は大阪で納豆を製造販売している「小金屋食品」さん。
地元の素材にこだわり、ていねいに納豆をつくり続ける会社だ。
その誠実な姿勢に共感する人が多く、この日も多くの笑顔が集まっていた。
本当は、少しだけ覗いて帰るつもりだった。
ところが会場に入ると、次々に知り合いの顔が見えた。
主催者とつながりの深い人たちが多く、自然と会話が弾む。
仕事の話も交わしながら、あちこちで笑い声があふれていた。
ふと、数年前の記憶がよみがえる。
初めてこのマルシェに来たとき、知っている人はほとんどいなかった。
会場を一周してすぐに帰った。
あの頃の私は、地域との関わりも浅く、どこか外側から眺めているだけだった。
それが今はどうだろう。
誰かが声をかけてくれる。
自然と会話が始まり、笑顔が広がる。
同じ場所なのに、見える景色がまるで違っていた。
その変化に、自分でも驚いた。
この数年で、出会う人の数が増えた。
仕事を通じて信頼を重ね、仲間と学びを共有し、
自分から一歩踏み出すことを恐れなくなった。
その積み重ねが、今の自分をつくっているのだと思う。
「環境は人を変える」と言われる。
けれど、環境を動かすのは自分の行動だ。
行動が人をつなぎ、人が環境をつくる。
昨日のてくてくマルシェは、そんな“つながりの力”を静かに感じる一日だった。
また次に訪れる時、どんな新しい出会いが待っているのか。
今から楽しみでならない。


