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なんと、今回の記事は、ちゃんとした答えが有ります。




2月は、1月の寒さが継続し、1年で1番寒い時期とも言われています。
実際、岩手県でも、連日マイナス10°以下という日が続いています。寒い。

また、イベントが多い月でもあります。
節分にバレンタインデーと、何かと話題に尽きない月だと思います。

さらに、閏年で調整されるために使われる月でもありますし、唯一日数が30日以上ない月でもあります。
実に特徴的な月なのですが、一体なぜ、こんなにも日数が少ないのでしょうか?




理由はコチラ↓




2月は元々、最後の月だったため、事あるごとに調整で使われた。




そもそも、いま使っているカレンダーは、古代ローマで、その骨子が出来上がったのです。
太陽暦と言われているのですが、当時は100%農耕のために使われていました。
大昔の話ですから、冬になると農耕なんてできません。
なので、最初は現在の3月~12月までしか暦が無かったのです。

しかし、1年の日数が365日であることは既に分かっていたわけです。
60日近く、暦から日数が余るのは、気持ち悪かったのでしょう。
ほどなく、暦に現在の1月・2月がプラスされます。
12月の後ろに付け足されました。

10月をOctoberと呼ぶことからも、その事実が伺えます。
OctoはOctopus(タコ)。つまりタコの足に由来する8という意味が含まれています。
元々は8番目の月だったということですね。

さらに、歴史に名高いユリウス・カエサル(独裁官シーザー)が「奇数月は31日、偶数月は30日。」と定めます。
3月=31日 4月=30日 5月=31日 6月=30日 7月=31日 8月=30日
9月=31日 10月=30日 11月=31日 12月=30日 1月=31日 2月=30日
しかし、このままでは、1年が366日になってしまいますよね。
そんなわけで、1番最後の月だった2月は、最後の月だからという理由で29日にされました。

ユリウス・カエサルは、その後も自分の生まれ月の名前を変えたり(July←ユリウス)、1年の始まりを現在の3月から1月に変えたりと、その独裁っぷりを発揮しました。
その独裁っぷりというか、ワガママ政治っぷりは、後継者にも引き継がれます。

ユリウス・カエサルを暗殺し、後継者となったアウグストゥスは、やっぱり自分の生まれ月の名前を変えてしまいます(August←アウグストゥス)。
さらに、「ユリウス・カエサルの生まれ月が31日間あるのに、自分の生まれ月が30日しかないのは嫌だ!!」と言って、8月を31日間に変えてしまいます。なんというワガママ。
その割を食うのは、やはり2月なのでした。2月は28日間になってしまいます。
2月は最後の月だったというだけで、ユリウス・カエサルとアウグストゥスに2日も減らされてしまったんですね。




そんなこんなで、2月は28日間になったのです。
今でこそ、2月は目立つ月になったと思いますが、最初はこんなにも不遇な月だったんですね。
今年は閏年ですが、それでも30日にすら至らない理由とは、こういった内容なのでした。