近年、中国が海洋進出や台湾への威嚇、TPP参加申請による太平洋沿岸諸国に対する揺さぶりなどを活発化させている。もちろんこれは今に始まった話ではなく、これまでもずっとあったのだが、この度それに関して東洋経済がその根拠らしきものを発見したと報道した。それが中国の国恥地図だ(1)。それによると、今の中国はおろか、朝鮮半島や日本の沖縄県、更には東シナ海と南シナ海の全域がすっぽりと入ってしまっている。これは、日本にとって非常に由々しき事態だ。何故なら、日本のチョークポイントである東シナ海と南シナ海を完全に抑えられてしまっている。早急に対処が必要になる。それにはまず、国連憲章の敵国条項の適用除外を目指さなければならない。

 

【参考資料】

(1)中国が考える本当の領土?「国恥地図」実物を入手 「領土的野望」の起源が「この地図」にあった