令和6(2024)年、辰年
辰といえば「龍」
「龍」驤にはじまり、飛「龍」、蒼「龍」、「龍」鳳など、帝国海軍の航空母艦には
「龍」の字が付されたフネが少なくありません。
飛行物体を取り扱う艦種でありながら、自身も千年万年の齢(よわい)を重ねて欲しい
という、艦政本部の思惑が見え隠れします。
ウィキペディアはじめ、様々な文献や記録に残っている、近代国家として歩み始めた「日の本(ひのもと)」が、地球上の人類社会でトップグループを維持するために必要とされた「投資」物件である、戦艦をはじめとする、海上艦艇の歴史を紐解くシリーズを始めさせて戴いています。
1945年8月14日をもって無力化された
とはいえ、21世紀に入っても、「イージスアショア」計画が頓挫(とんざ)し、再び、イージス艦計画の延長線上に組み込まれることになりそうな現代「日本国」にとっても、参考となる「歴史の勉強」である、と確信いたします。
「ミライ」
への投資が、<いま>を生きる<ひと>にとって、どのような意味があるのかについて、考える切欠ともなる
思索の旅
幕末戊辰戦争前後から脈々と受け継がれてきた、「日の本」の海軍戦力に欠かせない、水上艦船についての紹介シリーズであります。
紹介する順番としましては、戦艦(巡洋戦艦)を筆頭に、巡洋艦、空母、駆逐艦、等々となります。
今回から紹介する艦型は、登場当初、国家を代表する艦船ではありませんでしたが、
海上戦闘の歴史的変化と共に、最重要艦艇の一種として定着した
巡洋艦
です。
今回から紹介する艦種は「巡洋艦」と呼ばれるフネです。
用途は国や年代によって異なりますが、
総じて遠洋航行能力・高速性などを活かした攻撃力を持たせた軍艦の艦種のこと、と定義付られます。
今回紹介するのは
キール(骨組み)は鉄骨、外皮は木製のスループ
艦名は関東エリアの古名の国の名を取った
武蔵 [II](→三等海防艦→二等海防艦→測量船)
です。
艦型
3本マストの鉄骨木皮スループ。 船体、機関共に艦政局で計画された。
要目
1902年(明治35年)時点での要目は以下の通り。
排水量:1,664英トン
垂線間長:61.264m
最大幅:10.668m
深さ:3.853m(中甲板下板下部より)
吃水:前部4.685m、後部5.300m
主機:2気筒ホリゾンタル・コンパウンド・エンジン。気筒直径は高圧1,238mm、低圧1,030mm、行程762mm。表面復水器。
ボイラー:円缶(直径2.972m、長さ2.667m、炉筒3基、受熱面積80.3495平方メートル) 6基。蒸気圧力70psi。
推進:2翼グリフィス型推進器、直径4.570m、ピッチ4.949m。回転数90.5rpm
出力:1,781.88馬力
速力:全力12.43ノット、3/4全力9ノット
燃料:石炭庫容積173.744立方メートル
石炭消費量:全力42.753仏トン/日、3/4全力35,000ポンド/日
装帆:3檣、帆面積927.884平方メートル。
定員:将校12名、准将校8名、准士官10名、下士49名、卒115名、傭夫2名、計196名。
砲熕兵装
25口径17cmクルップ砲 2門(甲鉄榴弾45発、通常榴弾80発)
25口径12cmクルップ砲 5門(甲鉄榴弾102発、通常榴弾198発)
1インチ4連諾典砲 4基(鋼鉄弾薬1,500発、鋼鉄鉛弾薬960発)
小銃口径3連諾典砲 2基(小銃口径弾薬10,000発)
野砲:7.5cmクルップ砲 1門(花環榴弾100発)
水雷兵装:空欄(項目はあるが欄内に記入がない)
搭載艇
30ftピンネース 1隻
26ftカッター 2隻
26ftガレー 1隻
27ftギグ 1隻
14ftディンギー 1隻
28ft小蒸気船 1隻
船体は鉄骨木皮、甲板3層、単底。煙突は楕円形1本、面積2.6347平方メートル。舵面積5.649平方メートル。
艦歴
建造
横須賀海軍造船所(後の横須賀海軍工廠)で1884年(明治17年)10月4日起工、 (船体は1884年2月25日起工、) 1886年(明治19年)3月30日午後2時に進水した。 「武蔵」の進水に際して新造艦船命名式が制定されて、その後の命名式のやり方がほぼ確立し、進水に際しては船上には錦が多数立てられ、艦首ではくす玉を開きハトや五色の紙片を散らした。 「武蔵」の命名式には明治天皇が参列の予定だったが、体調が優れないために代わって皇后が参列した。 機関も横須賀海軍造船所で製造され1883年(明治16年)3月9日起工、1888年(明治21年)1月26日竣工。 船体は1888年1月26日竣工。 1888年(明治21年)2月9日に「武蔵」は竣工した。
巡洋艦
初めは巡洋艦と呼称されていた。 1890年8月23日に第一種と定められた。 日清戦争には、仁川方面警備や僚艦とともに大連・旅順・威海衛攻略作戦等に参加。 1896年からは東北地方、北海道および千島列島の警備等にあたった。
海防艦
1898年(明治31年)3月21日、三等海防艦に類別された。 1897年(明治30年)からは海防艦籍のまま測量任務に従事し、 1925年(大正14年)にかけて日本近海の水路測量に従事した。 1902年(明治35年)5月1日、暴風のため根室湾口で座礁し、7月17日から10月6日まで横須賀造船廠で修理を行った。 1904年(明治37年)5月に、大修理(大改造)を施行した。 日露戦争に際しては、津軽海峡警備に従事した。 1912年(大正元年)8月28日、等級改定で三等が廃され二等海防艦に類別変更された。
1917年にロシアが十月革命後の内戦に入る。「武蔵」は1918年の夏の間、漁業者保護のためカムチャツカ半島周辺で行動し、またペトロパブロフスク(現在のペトロパブロフスク・カムチャツキー)で「温和派」(内戦中の反革命派)に対する物資支援も行った。
測量艦
1922年(大正11年)4月1日に軍艦籍より除かれ、姉妹艦「大和」と共に特務艦(測量艦)となった。 関東大震災後には海底の地形変化の調査を行った。 1925年(大正14年)に発見された武蔵堆と、同年に本艦が測量した天売島-焼尻島間の武蔵水道は、いずれも本艦の名にちなんだもの。
1928年(昭和3年)4月1日除籍、 7月6日に廃艦第5号と仮称。 10月3日司法省に移管し、小田原少年刑務所三崎繋留宿泊船として使用された。 1935年(昭和10年)に廃船となった。
艦長
※『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」及び『官報』に基づく。階級は就任時のもの。
艦長
(心得)有馬新一 少佐:1887年10月27日 - 1889年5月15日
(心得)松永雄樹 少佐:1889年5月15日 - 1890年5月13日
千住成貞 大佐:1890年5月13日 - 1891年6月17日
日高壮之丞 大佐:1891年6月17日 - 1892年6月3日
横尾道昱 大佐:1892年6月3日 - 1892年12月23日
沢良煥 大佐:1892年12月23日 - 1893年10月12日
(心得)伊藤常作 少佐:1893年10月12日 - 1894年12月9日
伊藤常作 大佐:1894年12月9日 - 1895年6月18日
鹿野勇之進 大佐:1895年6月18日 - 1895年12月24日
東郷正路 大佐:1895年12月24日 - 1896年12月4日
遠藤増蔵 大佐:1896年12月4日 - 1897年12月27日
友野雄介 中佐:1897年12月27日 - 1898年3月1日
武井久成 大佐:1898年3月1日 - 1898年10月1日
永峰光孚 大佐:1898年10月1日 - 1898年12月3日
矢島功 大佐:1898年12月3日 - 1899年3月22日
松枝新一 大佐:1899年3月22日 - 1899年10月27日
加藤重成 大佐:1899年12月25日 - 1900年2月12日
滝川具和 大佐:1900年5月9日 - 1900年5月20日
井手麟六 中佐:1900年5月20日 - 1900年9月25日
徳久武宣 大佐:1900年12月8日 - 1901年4月23日
伊地知季珍 中佐:1901年4月23日 - 1901年7月5日
佐々木広勝 中佐:1901年7月5日 - 1902年3月13日
横尾純正 中佐:1902年3月13日 - 1902年8月11日
栃内曽次郎 中佐:1904年5月16日 - 1905年1月12日
花房祐四郎 中佐:1905年6月14日 - 1905年11月21日
山田猶之助 中佐:1905年11月21日 - 1906年11月5日
井内金太郎 中佐:1907年2月28日 - 1907年11月22日
水町元 中佐:1908年1月10日 - 1908年9月25日
(兼)吉岡良一 中佐:1908年9月25日 - 1908年12月10日
川浪安勝 中佐:1908年12月10日 - 1909年10月11日
関重孝 中佐:1910年2月16日 - 1911年2月7日
松永光敬 中佐:1911年2月7日 - 1911年12月1日
平田得三郎 中佐:1912年3月16日 - 1912年12月1日
松村豊記 中佐:1912年12月1日 - 1913年12月1日
真田権太郎 中佐:1913年12月1日 -
海老原啓一 中佐:1914年12月1日 - 1915年12月13日
大見丙子郎 中佐:1915年12月13日 - 1916年12月1日
中桐啓太 中佐:1916年12月1日 -
東条政二 中佐:1917年12月1日 -
前川義一 中佐:1918年12月1日 -
水谷耕喜 中佐:1919年12月1日 - 1920年12月1日
日高寛 中佐:1920年12月1日 - 1921年9月14日
吉田茂明 中佐:1921年9月14日 - 1922年4月1日
特務艦長
吉田茂明 中佐:1922年4月1日 - 1922年11月1日
隅田益吉 中佐:1922年11月1日 - 1923年1月15日
安藤良治 中佐:1923年1月20日 - 1923年11月10日
吉武純蔵 中佐:1923年11月10日 - 1924年3月8日
(兼)梅田文鹿 中佐:1924年3月8日 - 1924年4月10日
鳥野団一 中佐:1924年4月10日 - 1924年12月1日
松山為麿 中佐:1924年12月1日 - 1925年7月1日
毛内効 中佐:1925年7月1日 - 12月1日
姉妹艦
葛城 [I]
大和 [I]
<基本情報>
建造所 横須賀海軍造船所(横須賀造船所)
運用者 大日本帝国海軍
艦種 スループ(巡洋艦)
→ 三等海防艦 → 二等海防艦
建造費 592,861円
母港 横須賀(1915年4月1日時点)
艦歴
起工 1884年10月4日
進水 1886年3月30日
竣工 1888年2月9日
除籍 1923年4月1日軍艦籍
その後 特務艦(測量艦)籍に編入
要目(竣工時)
排水量 計画:1,476英トン
公試:1,502英トン
垂線間長 201 ft 0 in (61.265 m)
最大幅 35 ft 0 in (10.668 m)
深さ 21 ft 6 in (6.553 m)
吃水 計画:平均15 ft 3 in (4.648 m)
ボイラー 高円缶 6基
主機 横置還働2気筒2段膨張レシプロ 1基
推進 2翼スクリュープロペラ1軸 x 90rpm
直径5.040m、ピッチ3.858m
出力 計画:自然通風1,600馬力、1,622馬力
公試:1,855馬力(実馬力)、1,412馬力
帆装 帆面積:7,927平方フィート
速力 計画 11ノット、または13ノット
公試:12.43ノット、または11.9ノット
燃料 石炭:定量150トン
1904年:石炭151トン(満載)
乗員 1885年12月定員:250名
兵装 竣工時
17cm砲 2門
12cm砲 5門
7.5cm砲 1門
1インチ機砲 4基
小口径機砲 2基
魚雷発射管 2門
海防艦
武蔵
基本情報
母港 横須賀(1920年時)
艦歴
要目(1920年調)
常備排水量 1,502英トン
垂線間長 201 ft 4 in (61.366 m)
最大幅 35 ft 0 in (10.668 m)
吃水 15 ft 3 in (4.648 m)
ボイラー 円缶 6基
主機 横置2気筒2段レシプロ
出力 1,622馬力
速力 13ノット
燃料 石炭:149トン
乗員 133名
兵装 四一式8cm砲 4門
山内短5cm砲 4門
探照灯 1基
搭載艇 5隻
その他 船体:鉄骨木皮
二等海防艦時
測量艦
武蔵
基本情報
艦種 測量艦
艦歴
就役 1923年4月1日類別変更
除籍 1928年4月1日特務艦籍
その後 少年刑務所停泊船
1935年4月1日廃船
要目(1928年2月時)
基準排水量 1,330英トン
常備排水量 1,478英トン
垂線間長 61.37m
最大幅 10.67m
吃水 平均:4.65m
ボイラー 円缶 6基
主機 横置二段膨張式 1基
推進 1軸
速力 14ノット
乗員 110名
兵装 8cm砲 2門
探照灯 1基
ルーカス式探信儀
搭載艇 5隻
このような感じで、次回も続けます。
番外編を含め、戦艦・空母の紹介だけで130回以上ものスペースを要しましたが
漸(ようや)く、「航空母艦編」を紹介し終え
現在は「山」や「川」の名を戴いた艦である
「巡洋艦編」の紹介をしています。
次回もお楽しみに。
エコノミライ研究所
所長 楊田芳樹
1 黎明期
1.1 軍艦
1.2 運輸船
1.3 その他
2 艦艇
2.1 軍艦
2.1.1 戦艦
2.1.1.1 一等戦艦
2.1.1.2 二等戦艦
2.1.1.3 等級廃止後
2.1.2 巡洋戦艦
2.1.3 航空母艦
☆今回☆2.1.4 巡洋艦
2.1.4.1 等級制定以前(スループ)
2.1.4.2 等級制定以前(コルベット)
2.1.4.3 等級制定以前(巡洋艦)
2.1.4.4 等級制定以前(戦利巡洋艦)
2.1.4.5 等級制定以前(装甲巡洋艦)
2.1.4.6 等級制定以前(防護巡洋艦)
2.1.4.7 一等巡洋艦(装甲巡洋艦)
2.1.4.8 一等巡洋艦(重巡洋艦)
2.1.4.9 二等巡洋艦(防護巡洋艦)
2.1.4.10 二等巡洋艦(軽巡洋艦)
2.1.4.11 三等巡洋艦(防護巡洋艦)
2.1.5 水上機母艦
2.1.6 水雷母艦
2.1.7 潜水母艦
2.1.8 水雷砲艦
2.1.9 通報艦
2.1.10 敷設艦
2.1.10.1 急設網艦
2.1.11 練習戦艦
2.1.12 練習巡洋艦
2.2 駆逐艦
2.2.1 等級制定以前
2.2.2 一等駆逐艦
2.2.3 二等駆逐艦
2.3 潜水艦
2.3.1 一等潜水艦
2.3.1.1 海大型潜水艦
2.3.1.2 巡潜型潜水艦
2.3.1.3 その他の一等潜水艦
2.3.2 二等潜水艦
2.3.3 三等潜水艦
2.3.4 第一次世界大戦戦利潜水艦
2.3.5 特殊潜航艇・特攻兵器
2.3.6 実験艦・計画艦
2.4 砲艦
2.4.1 河用砲艦
2.5 海防艦
2.5.1 旧定義艦
2.5.1.1 一等海防艦
2.5.1.2 二等海防艦
2.5.1.3 三等海防艦
2.5.1.4 等級廃止後
2.5.2 新定義艦
2.6 輸送艦
2.6.1 一等輸送艦
2.6.2 二等輸送艦
2.7 水雷艇
2.7.1 一等水雷艇
2.7.2 二等水雷艇
2.7.3 三等水雷艇
2.7.4 日清戦争戦利艇
2.7.5 昭和期の水雷艇
2.8 掃海艇
2.9 駆潜艇
2.10 敷設艇
2.10.1 二等敷設艇
2.10.2 三等敷設艇
2.11 哨戒艇
3 特務艦艇
3.1 特務艦
3.1.1 工作艦
3.1.2 運送艦
3.1.2.1 給油艦
3.1.2.2 給炭艦
3.1.2.3 給炭油艦
3.1.2.4 給兵艦
3.1.2.5 給糧艦
3.1.3 砕氷艦
3.1.4 測量艦
3.1.5 標的艦
3.1.6 練習特務艦
3.2 特務艇
3.2.1 掃海特務艇
3.2.2 駆潜特務艇
3.2.3 敷設特務艇
3.2.4 哨戒特務艇
3.2.5 海防艇
3.2.6 電纜敷設艇
3.2.7 潜水艦母艇
3.2.8 魚雷艇
3.2.8.1 試作魚雷艇
3.2.8.2 輸入魚雷艇
3.2.8.3 T-1型
3.2.8.4 甲型魚雷艇
3.2.8.5 乙型魚雷艇
3.2.8.6 隼艇
3.2.8.7 太平洋戦争戦利魚雷艇
4 特設艦艇
4.1 特設軍艦
4.1.1 特設航空母艦
4.1.2 特設水上機母艦
4.1.3 特設航空機運搬艦
4.1.4 特設巡洋艦
4.1.5 特設敷設艦
4.1.6 特設急設網艦
4.1.7 特設潜水母艦
4.1.8 特設水雷母艦
4.1.9 特設掃海母艦
4.1.10 特設砲艦
4.1.10.1 砲艦兼砕氷艦
4.1.10.2 砲艦大
4.1.10.3 砲艦小
4.1.10.4 砲艦兼敷設艦
4.2 特設特務艇
4.2.1 特設捕獲網艇
4.2.2 特設防潜網艇
4.2.3 特設敷設艇
4.2.4 特設駆潜艇
4.2.5 特設掃海艇
4.2.6 特設監視艇
4.2.7 特設工作艦
4.2.8 特設港務艦
4.2.9 特設測量艦
4.2.10 特設電纜敷設船
4.2.11 特設病院船
4.2.12 特設救難船
4.2.13 特設運送艦船
4.2.13.1 給兵船
4.2.13.2 給水船
4.2.13.3 給糧船
4.2.13.4 給炭船
4.2.13.5 給炭油船
4.2.13.6 給油船
4.2.13.7 雑用船
5 雑役船
5.1 工作船
5.2 海洋観測船
5.3 交通船
5.4 救難船兼曳船」
(出典:同上)
艦艇 (「〇」は紹介済み艦型)
軍艦
戦艦
等級廃止後
〇香取型
0067香取 [I]
0068鹿島 [I]
〇薩摩型
0069薩摩
0070安芸
〇河内型
0071河内 [II]
0072摂津 [II]
〇第一次世界大戦戦利艦
0073トゥルグート・レイス(オスマン帝国海軍戦艦)(割り当てられるも取得せず)
0074ナッサウ(ドイツ海軍戦艦)(→就役せず。売却・解体)
0075オルデンブルク(ドイツ海軍戦艦)(→就役せず。売却・解体)
巡洋戦艦
※最終時の艦種類別には存在しない。
〇筑波型:
0076筑波 [II]
0077生駒 [I]
〇鞍馬型:
0078鞍馬 [I]
0079伊吹 [I]
〇金剛型(→全艦戦艦に類別変更)
0080金剛 [II]
0081比叡 [II]
0082榛名
0083霧島
〇天城型:
0084天城 [II](→航空母艦→未成)
0085赤城 [II](→航空母艦)
愛宕 [II](未成)
高雄 [III](未成)
〇第8号型(13号型):第8号(13号艦) - 第9号(14号艦) - 第10号(15号艦) - 第11号(16号艦)(全艦計画のみ)
金剛型(←巡洋戦艦):金剛 [II] - 比叡 [II] - 榛名 - 霧島
〇扶桑型
0086扶桑 [II]
0087山城
〇伊勢型
0088伊勢
0089日向
〇長門型
0090長門
0091陸奥
〇加賀型
0092加賀(→航空母艦)
0093土佐(未成)
〇紀伊型
紀伊(未起工)
尾張(未起工)
第13号(11号艦)(計画のみ)
第14号(12号艦)(計画のみ)
〇金剛代艦型
藤本案
平賀案(計画のみ)
〇大和型
0094大和 [II]
0095武蔵 [III]
0096 110号艦(→航空母艦信濃)
0097 111号艦
〇改大和型:797号艦
〇超大和型:798号艦 - 799号艦
航空母艦
0098若宮 [I](←二等海防艦←輸送船←英船レシントン)※類別上は最後まで水上機母艦とはされていない。
0099鳳翔 [II]
0100翔鶴 [II] - 第3艦(全艦計画のみ)
0101赤城 [II](←巡洋戦艦)
0102天城 [II](←巡洋戦艦未成)
0103加賀(←戦艦)
0104龍驤 [II]
0105G6(計画のみ)
0106蒼龍 [II]
0107飛龍 [II]
〇翔鶴型
0108翔鶴 [III]
0109瑞鶴
〇瑞鳳型(祥鳳型)(←潜水母艦)
0110瑞鳳(←高崎 [II])
0111祥鳳(←剣埼 [II])
0112龍鳳(←潜水母艦 大鯨)
〇大鷹型(←特設航空母艦)
0113大鷹(←春日丸)
0114雲鷹(←八幡丸)
0115冲鷹 [II](←新田丸)
〇千歳型(←水上機母艦)
0116千歳 [II]
0117千代田 [III]
〇隼鷹型(飛鷹型)(←特設航空母艦)
0118飛鷹(←出雲丸)
0119隼鷹(←橿原丸)
0120大鳳
0121海鷹(←あるぜんちな丸)
0122神鷹(←シャルンホルスト)
0123信濃(←戦艦)
0124伊吹 [II](←重巡洋艦、未成)
〇雲龍型
0125雲龍
0126天城 [III]
5002号艦(建造中止)
0127葛城 [II]
0128笠置 [II](未成)
5005号艦(建造中止)
0129阿蘇 [II](未成)
0130生駒 [II](未成)
0131_5008号艦( 鞍馬 [II](未着工))
5009号艦(未着工)
5010号艦(未着工)
5011号艦(未着工)
5012号艦(未着工)
5013号艦(未着工)
5014号艦(未着工)
5015号艦(未着工)
〇G14型:801号艦 - 802号艦(全艦計画のみ)
〇改大鳳型:5021号艦 - 5022号艦 - 5023号艦 - 5024号艦 - 5025号艦(全艦未着工)
〇G18(計画のみ)
巡洋艦
等級制定以前
0132日進 [I]
0133筑波 [I](→三等海防艦)
〇金剛型
0134金剛 [I](→三等海防艦)
0135比叡 [I](→三等海防艦)
0136天城 [I](→二等砲艦)
0137筑紫 [I](→一等砲艦)
0138海門(→三等海防艦)
0139天龍 [I](→三等海防艦)
0140高雄 [II](→三等海防艦)
〇葛城型
141葛城 [I](→三等海防艦→二等海防艦)
142大和 [I](→三等海防艦→二等海防艦→測量船)
143武蔵 [II](→三等海防艦→二等海防艦→測量船)
日清戦争戦利艦
済遠(←清国海軍巡洋艦 済遠 / →三等海防艦)
広丙(←清国海軍巡洋艦 広丙)
等級制定以前(装甲巡洋艦)
浅間型:浅間 [II](→一等巡洋艦→一等海防艦→海防艦→練習特務艦) - 常磐(→一等巡洋艦→一等海防艦→敷設艦)
八雲(→一等巡洋艦→一等海防艦→海防艦→一等巡洋艦)
吾妻(→一等巡洋艦→一等海防艦→海防艦→練習特務艦)
等級制定以前(防護巡洋艦)
和泉 [II](→三等巡洋艦)
浪速型:浪速(→二等巡洋艦) - 高千穂(→二等巡洋艦→海防艦)
畝傍(回航中、行方不明に)
千代田 [II](→三等巡洋艦→海防艦)
松島型:松島(→二等巡洋艦) - 厳島 [I](→二等巡洋艦→二等海防艦→雑役船→潜水艦母艇→雑役船) - 橋立 [I](→二等巡洋艦→二等海防艦→雑役船)
須磨型:須磨 [I](→三等巡洋艦→二等巡洋艦→海防艦)
吉野型:吉野(→二等巡洋艦) - 高砂(→二等巡洋艦)
秋津洲 [I](→三等巡洋艦→海防艦)
一等巡洋艦(装甲巡洋艦)
浅間型:浅間 [II](→一等海防艦→海防艦→練習特務艦) - 常磐(→一等海防艦→敷設艦)
八雲(→一等海防艦→海防艦→一等巡洋艦)
吾妻(→一等海防艦→海防艦→練習特務艦)
出雲型:出雲(→一等海防艦→海防艦→一等巡洋艦) - 磐手(→一等海防艦→海防艦→一等巡洋艦)
春日型:春日 [II](→一等海防艦→海防艦→練習特務艦) - 日進 [II](→一等海防艦)
日露戦争戦利艦
阿蘇 [I](←ロシア海軍巡洋艦バヤーン / →敷設艦)
一等巡洋艦(重巡洋艦)
古鷹型:古鷹 - 加古 [II]
青葉型:青葉 - 衣笠
妙高型:妙高 - 那智 - 足柄 - 羽黒
高雄型:高雄 [IV] - 愛宕 [III] - 鳥海 [II] - 摩耶 [II]
改高雄型:- 4隻未成
最上型:最上 [II](←二等巡洋艦) - 三隈(←二等巡洋艦) - 鈴谷 [II](←二等巡洋艦) - 熊野(←二等巡洋艦)
利根型:利根 [IV] - 筑摩 [II]
改鈴谷型:伊吹 [II](→航空母艦) - 301号艦 (未成)
改利根型:- 2隻未成
超甲巡型 : 795号艦 - 796号艦(全艦計画のみ、マル6計画では追加の4隻を含め合計6隻の建造が見込まれていた)
二等巡洋艦(防護巡洋艦)
浪速型:浪速(←巡洋艦) - 高千穂(←巡洋艦 / →二等海防艦)
松島型:松島(←巡洋艦) - 厳島 [I](←巡洋艦 / →二等海防艦→雑役船→潜水艦母艇→雑役船) - 橋立 [I](←巡洋艦 / →二等海防艦→雑役船)
吉野型:吉野(←巡洋艦) - 高砂(←巡洋艦)
須磨型:須磨(←三等巡洋艦←巡洋艦 / →二等海防艦) - 明石 [I](←三等巡洋艦 / →二等海防艦)
笠置型:笠置 [I] - 千歳 [I](→二等海防艦)
新高型:新高(←三等巡洋艦 / →二等海防艦) - 対馬 [I](←三等巡洋艦 / →二等海防艦→海防艦)
音羽(→二等巡洋艦)
日露戦争戦利艦
津軽 [I](←ロシア海軍防護巡洋艦パルラーダ / →敷設艦)
宗谷 [I](←ロシア海軍防護巡洋艦ヴァリャーグ / →ロシアに返還)
利根 [III]
筑摩型:筑摩 [I] - 矢矧 [I] - 平戸 [I]
二等巡洋艦(軽巡洋艦)
天龍型:天龍 [II] - 龍田 [II]
球磨型:球磨 - 多摩 - 北上 - 大井 - 木曾
長良型:長良 - 五十鈴 - 名取 - 由良 - 鬼怒 - 阿武隈
川内型:川内 - 神通 - 那珂 - 加古 [I](建造中止)
夕張型:夕張
最上型:最上 [II](→一等巡洋艦) - 三隈(→一等巡洋艦) - 鈴谷 [II](→一等巡洋艦) - 熊野(→一等巡洋艦)
第一次世界大戦戦利艦
コルベルク級小型巡洋艦:アウクスブルク ※就役せず
阿賀野型:阿賀野 - 能代 - 矢矧 [II] - 酒匂
大淀型:大淀 - 仁淀(未起工)
日中戦争戦利艦
八十島型:八十島(←海防艦←中国巡洋艦 平海)
改阿賀野型:810号艦 - 811号艦 - 812号艦 - 813号艦 - 814号艦 - 5037号艦 - 5038号艦 (全艦未着工)
815号型:815号艦 - 816号艦 - 817号艦 - 818号艦 (全艦未着工)
三等巡洋艦(防護巡洋艦)
和泉 [II](←巡洋艦)
千代田 [II](←巡洋艦 / →二等海防艦)
秋津洲 [I](←巡洋艦 / →二等海防艦)
須磨型:須磨 [I](←巡洋艦 / →二等巡洋艦→二等海防艦) - 明石 [I](→二等巡洋艦→二等海防艦)
新高型:新高(→二等巡洋艦→二等海防艦) - 対馬 [I](→二等巡洋艦→二等海防艦→海防艦)
音羽(→二等巡洋艦)
水上機母艦
若宮 [I](←二等海防艦←輸送船←英船レシントン)※類別上は最後まで航空母艦のまま。
能登呂(←運送艦(給油艦))
神威(←運送艦(給油艦))
千歳型(→航空母艦):千歳 [II] - 千代田 [III]
瑞穂
日進 [III]
秋津洲型:秋津洲 [II] - 千早 [III](未成)
水雷母艦
※最終時の艦種類別には存在しない。潜水母艦を参照のこと。
潜水母艦
※竣工時水雷母艦である艦を含む。
豊橋(→二等海防艦→運送船)※水雷母艦であり、潜水母艦としては類別されていない
日露戦争戦利船
韓崎(←水雷母艦←二等海防艦←水雷母艦←運送船「韓崎丸」←ロシア船エカテリノスラフ)
駒橋(←水雷母艦←二等海防艦←雑役船「駒橋丸」)
迅鯨型:迅鯨 [II](←水雷母艦)- 長鯨 [II](←水雷母艦)
大鯨(→龍鳳(航空母艦))
剣埼型:剣埼 [II](→祥鳳(航空母艦)) - 高崎 [II](→瑞鳳(航空母艦))
J-27(計画のみ、全艦未成):仮称第5034号艦 - 仮称第5035号艦 - 仮称第5036号艦
水雷砲艦
※最終時の艦種類別には存在しない。通報艦を参照のこと。
通報艦
※最終時の艦種類別には存在しない。通報艦の前型である水雷砲艦を含む
八重山 [I]
千島(水雷砲艦)
龍田 [I](→一等砲艦→雑役船(潜水艇母船)「長浦丸」→潜水艦母艇「長浦」)
宮古
千早 [II](→一等砲艦→雑役船)
淀型:淀(→一等砲艦→砲艦) - 最上 [I](→一等砲艦)
日露戦争戦利艦
姉川(←ロシア海軍病院船アンガラ / →ロシアへ返還)
満州(←ロシア商船マンチュリア / →二等海防艦→海防艦)
鈴谷 [I](←ロシア海軍二等巡洋艦ノヴィーク / →二等海防艦)
敷設艦
勝力(→特務艦(測量艦))
常磐(←一等海防艦←一等巡洋艦)
厳島 [II]
八重山 [II]
沖島 [II]
津軽 [II]
箕面
急設網艦
白鷹 [II]
初鷹型:初鷹 - 蒼鷹 [II]
改初鷹型:若鷹
練習戦艦
比叡 [II]
練習巡洋艦
香取型:香取 [II] - 鹿島 [II] - 香椎 - 橿原(未成)
などなど