続きの思考回路を展開することが、未だにできていません。
巷(ちまた)では
自動車市場のシェアをEVが塗り替えるような話題で盛り上がっていたところ
最近では
EV失速
とか
ガソリンエンジン回帰
とか
とかいう話題が目に付きます。
EVユーザーとなって13年目を迎えている現在
我がGミーヴ冬シーズンの満充電からの走行可能距離は
約80km
暖房を付けたら40km!!
ですので
厚着にてシートヒーターのみで凌いでいます。
意外にも日中の使用であれば、温暖な気候である倉敷では問題ないので
あと2年強、電池交換無しで耐え抜きたい、と思っています。
2020年で生産終了したアイミーヴ
保用部品保管が7年程度ですから
令和9(2027)年には電池交換を依頼予定
120万円位、掛かるのかなぁ
この点、エコロジーでもなく、エコノミーでもないことが
筆者楊田にとりましては、最大の弱点です。
そのため
筆者楊田はEVを次世代自動車としては評価していますが
EVの環境問題に対する影響を考えることはあっても
EVが環境問題への対応に優れたクルマ
とは、必ずしも思っていません。
むしろ、心配しているのは
○発賛成派
として不意な糾弾を受けかねないことです。
そもそも
EVの最も優れた特性は
エネルギーロスを最小限にする「仕組み」、例えば自宅での創エネと組み合わせれば
究極の省エネカー
として実現可能なことです。
例えば
自宅での発電からEVへの送電ロスが10%程度
EV自体の駆動等によるエネルギーロスも10%程度だとしますと
0.9×0.9=0.81→エネルギー変換率81%
内燃機関発動機でも、燃料電池でも、不可能な数値です。
21世紀の現在
電力供給の殆どが発電事業者からの送電により賄われていることから
40%程度の送電ロスがあるといわれており
これだと
標準的なガソリンエンジンのエネルギーロスとあまり変わらないため
EVユーザーは
「エコロジスト」ではなく「エゴイスト」だ、という批判を受ける可能性があります。
この辺りの認識について
そろそろ、気心の知れるに至ったEVユーザー諸氏と議論できればよいな、と思っています。
そのような意味合いで
令和4(2022)年秋ごろ
有志の方々からの呼びかけでEVに関する議論の準備のため用意していた項目
検討・研究するためには有効な項目であるという思いに変更はありません。
・・・・・書きかけ文書・・・・・・
次世代自動車を巡る論点を考える際には、次のような話題が思い浮かびます。
・自動車に関する歴史認識
・電気自動車(EV)と内燃機関搭載自動車との違い
・自動車業界が地域経済に及ぼしてきた歴史(東京、岡山、鹿児島ではそれぞれ違います。)
・環境問題が自動車業界・自動車社会に及ぼしてきた歴史
・次世代自動車を巡る歴史(HEV、PH(E)V、EV、FCV、NGV(LNG、CNG)、BDFV)
・ハイブリッド車(HEV)の歴史
・プラグインハイブリッド車(PH(E)V)の歴史
・電気自動車(EV)の歴史
・燃料電池車(FCV)の歴史
・天然ガス車(NGV)の歴史
・バイオディーゼル車(BDFV)の歴史
・エネルギー問題と自動車との関係
・再生可能エネルギー生産技術について
・核分裂型原子力発電について
・核融合型原子力発電について
・e-Fuelについて
・産業競争力、経済問題と環境問題とのバランスについて
・国家が果たすべき役割について
・都道府県が果たすべき役割について
・基礎的自治体が果たすべき役割について
・パラダイムシフトによる構造変化への対応
・失業問題
・EVやFCVなどが被災時のバックアップ電力の一助となる点について
・EVが家電製品化することについて
全ての自動車ジャーナリストに対しては、次のような能力が求められると思います。
すなわち、「(「最低でも)以上のような論点につき、豊富な知識と歴史感が備わり、我が国ニッポン、更には地域の<ひと>達に明るい「ミライ」を抱くことができるような視点・論点につき、有用な情報を発信する能力」が求められます。
そのための、事実認識に誤りが無いよう、努めたいと存じます。
(中略)
<政府・行政に求めること>
・全ての高速道路など高規格道路への急速充電器の設置・増設
・急速充電器設置業者の「維持コスト」への補助
・平成20年代に制定したエコタウン構想の修正・再構築
・国民・県民・市民のカーライフの「EVシフト」をはじめとする自己啓発活動への助成
・新たな廃棄物問題が顕在化しないような、リサイクル技術の確立への助成
・従来からの内燃機関型車両の生産・維持に必要な生産設備・雇用体系の確保
<自動車メーカー・販社に求めること>
(執筆途中)
・・・・・・・・・・・・・・・
以上の観点から、さまざまな<ひと>と、建設的な議論ができる状況になるよう
日々、やらねばならぬことを実行します。
本日も善い木曜日でありますことを。
いっておかえり