いつもエコノミライ研究所のブログをご覧下さり、誠に有難うございます。
VOLKS_WAGEN_TYPE_II_11W_STANDARD_MICRO_BUS_1958
MERCEDES_BENZ_W115_240D_1975
MERCEDES_BENZ_280SL_1969
LANCIA_STRATOS_1974
AlfaRomeo_SPIDER_2000VELOCE_1973
ALPINE_A110_1300VC_1972
エコノミライ研究所では
クルマの歴史
へのクローズアップに対しても注力していますので、
従来型内燃機関エンジン推進車両
への知識習得と理解を深めることも、大変重要なミッションだと考えています。
そこで
エコノミライ研究所では
兼ねてより、地元岡山県内で約10年も継続中の
ベッキオバンビーノ
の紹介をさせて戴いています。
先回までで、1日目ゴール地点である瀬戸内児島ホテルと
2日目1箇所目のチェックポイントである倉敷美観地区での雰囲気をお届け致しました。
ベッキオバンビーノ2021年春バージョンのコースは、
岡山市のプラザホテル前駐車場をスタート地点に
赤磐市エリアまで東進、そこから津山エリアへ北上して
院庄ICより中国自動車道、落合JCTから米子自動車道を経て蒜山エリアまで行き、
新庄村から国道181号線で新見エリアまで南下し、
180号線にて高梁市エリアを南下して
賀陽ICにて岡山自動車道、岡山JCTから山陽自動車道、
倉敷JCTから山陽自動車道早島支線、早島ICから瀬戸中央自動車道で児島ICを降り
1泊目の宿泊地、瀬戸内児島ホテル前駐車場でゴール
という内容でした。
(公式HPCOURSE&SCHEDULE | Vecchio Bambino | Charity Classic Car Rally参照)
「開催趣旨
大会名称のVecchio Bambino (ベッキオ・バンビーノ)とは、
イタリア語で子どもの心を持ち続ける大人・永遠の少年を意味します。
岡山県内各地を舞台とした日本最大規模のクラシックカーラリー。訪れる地域の方との観光交流と賑わいの創出、震災復興支援・交通事故遺児の就学支援を目的としたイベントとして開催9年目の秋を迎えます。全国各地から集った参加者が訪れる岡山県内の各地域の皆さんとの触れ合いの中で双方が心から楽しんでいただける心のこもった観光交流イベントとなり、大人たちがルールを守り力いっぱい遊ぶ姿が子どもたちのお手本となるように努力してまいります。
イベントを通じ、テレビ・新聞・インターネット・自動車雑誌などのメディアを用いた地域観光資源情報発信イベントとして訪れる地域の皆様のお役にたてるよう、また例年通り積極的なチャリティ活動を綿密な計画のもと運営を行っております。」
(公式HP「開催概要」開催概要 | Vecchio Bambino | Charity Classic Car Rallyより)
また、一夜明けた
令和3(2021)年4月4日(日)午前9時にスタートするチェックポイントである
倉敷美観地区の模様も撮影致しました。
大会2日目のコースは
宿泊地瀬戸内児島ホテルのお隣り
鷲羽山ハイランドから
倉敷美観地区まで移動
玉島ハーバーアイランドから旧玉島市街中心地を抜けて
岡山県民には御馴染みの海水浴場である沙美海岸から
「生きている化石」カブトガニで有名な笠岡はカブトガニ博物館まで到達しますと
笠岡市街地を抜けて北上
宿場町として有名な矢掛町へ向かい
完成したばかりの道の駅「山陽道かやげ宿」と
矢掛本陣のある旧道を道中最後のチェックポイントとして
一気にグランドスタート地点である岡山プラザホテルまで戻る
という行程でありました。
先回より
参加車両の1台ごとの個別紹介を続けています。
(公式HPENTRY LIST | Vecchio Bambino | Charity Classic Car Rally参照)
ゼッケン番号順で、楊田が撮影に成功していた順番にて、紹介させて戴きます。
紹介する情報は、いつものウィキ検索ですけれども、
このような機会でなければ、読み解くことが有りませんので、
此処に、文書を残すものであります。
また、個別に独自の情報を仕入れることができたときは、出来る限り、付言したいとも思っています。
今回紹介するのは
ゼッケン番号 42 VOLKS_WAGEN_TYPE_II_11W_STANDARD_MICRO_BUS_1958 です。
日本語ウィキ記事があり、結構、詳細な紹介がなされています。
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲンタイプ2」(英語)フォルクスワーゲンタイプ2 - ウィキペディア (wikipedia.org))
「フォルクスワーゲン・タイプ2(Volkswagen Type 2 )はフォルクスワーゲンが製造する商用向けの自動車である。
一般には、フォルクスワーゲン社のトランスポルター(Transporter )の第1世代(T1)、第2世代(T2)、第3世代(T3)にあたる。
狭義ではトランスポルターの第1世代、第2世代を指す。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「概要
タイプ2とは「2型」の意味で、フォルクスワーゲン社での型式名称であり、ドイツ語ではテュープ ツヴァイ(Typ 2)となる。
タイプ2という呼び名は、1960年代の北米で広まり、現在では、主に専門家や愛好家による愛称となっている。
ドイツ本国や周辺諸国においては、Bulli(ブリ:ブルドッグの意)の愛称で親しまれている。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「カタログ表記(商品名)は、総称がVW Transporter(独トランスポルター、英トランスポーター)、
パネルバンがVW Lieferwagen(リーファーワーゲン:配達バン)またはKastenwagen(カステンワーゲン:箱バン、英語でDelivery VanまたはPanel Van)、
多人数乗用仕様はVW Kleinbus(クラインブス:小型バス、英語ではMicro BusまたはStation Wagon)、
座席の取り外しが可能で簡素な内装の乗用・貨物兼用のものはKombi(コンビ:ステーションワゴン)、
後部がトラックタイプのVW Pritschenwagen(プリッチェンワーゲン:フラットベッドトラック、英語でPick-up)とされている。
一般ユーザー向けに販売されたVW社のカタログモデルとしては、
ドイツのキャンピングカービルダーであるウエストファリア社がT1からT3世代のコンビを改造した「Campmobile(キャンプモビル)」も、1958年モデルから存在した。
また、救急車や消防車をはじめとした特殊車両も数多く存在する。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「タイプ2は早くから世界各国に輸出されており、またメキシコ、ブラジル、オーストラリア、南アフリカなどでは現地生産も行われた。
これらの国々では、コンビ(KombiもしくはCombi)が名称とされ、メキシコや中南米のスペイン語圏では、コンビの名が公共交通機関の小型バスを指し示す用語となるほど一般に浸透している。
仕向地や年代によってカタログ表記がころころと変わるため、一概に車名を決めることができず、これら全体を含む名称として「タイプ2」が用いられている。
愛称としてアメリカ英語ではVW Bus、イギリス英語ではCamper Van、日本では「ワーゲンバス」や「サンババス」、「デリバン」と総称されることもある。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
フォルクスワーゲンでは、T1からT5までを連続したシリーズとして扱っており、その総称にはTransporterが使用されている。
T3発表時に、フォルクスワーゲン社自身が過去にさかのぼって世代区分を行った。
これにより、Transporterの第1世代、第2世代、第3世代、略してT1、T2、T3と各世代に対してネーミングを行うようになり、2003年に登場したT5でも引き続き使用されている。
1960年代後半の米国のヒッピームーブメントの時代には、当時中古で手に入れやすくなっていたT1が若者たちに愛用された。
また箱型で平面的なボディは格好のキャンバスとなり、派手な色使いによるサイケデリックなペインティングにピースマークなどが描かれ、後につづくワーゲンバスのイメージの一つの原点となっている。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「スティーブ・ジョブズも所有していたが、Apple Iの開発費を捻出するため800ドルほどで売却した。
1995年よりフォルクスワーゲンのブランド戦略において、フォルクスワーゲン乗用車とは異なる、
「フォルクスワーゲン商用車部門(Volkswagen Nutzfahrzeuge、略してVWN)」としての取り扱いとなっている。
悪路走破性の高い四輪駆動車もT3からラインナップされ、T3、T4ではシンクロ、T5は4モーションと呼称されている。
T4,T5のシャシはキャンピングカーやバスへの架装ベースとしても用いられている。
ウェストファリア社が架装した「カリフォルニア」は世界的に有名なキャンピングカーである。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「歴史
T1(1950-1967年)
1950年にタイプ1(ビートル)をベースとするリアエンジン・リアドライブの汎用自動車として登場した。
このモデルが考案されたのは、
タイプ1の初めての輸出となったオランダ輸出(1947年)の際の仲介業者であったオランダ人ディーラー、
ベン・ポン(en:Ben Pon (senior) 1904-1968)が、
ヴォルフスブルクのVW工場を視察に訪れた際の知見がきっかけとなっている。
工場内では主に部品輸送用としてタイプ1の裸シャシをベースに、
リアのエンジン上にドライバーズシートを設置し、
車体前方をまるまる貨物搭載スペースとした特殊なトランスポーター
が工場スタッフの手で製作、使用されていた。
ベン・ポンはこのキャリアカーを見てアイデアに感心したが、
そこからタイプ1のフラットなシャシ構造を活かせば、
スペース効率に優れたキャブオーバー型の汎用ボディを架装できるのではないか、という着想を得た。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「タイプ1のシャシは第二次世界大戦中、フォルクスワーゲンを開発したフェルディナント・ポルシェの手で
軍用万能車キューベルワーゲン、軍用水陸両用車シュビムワーゲンとして軍用ボディ・駆動系に改装され戦地で用いられた実績もあり、
また他方ではスポーツカーのポルシェ・356のベースにもなったように、対応可能な架装の幅が広かった。
タイプ1のシャシにフルキャブオーバータイプのワンボックス型バンボディを重ねた、
フリーハンドのラフスケッチがポンのルーズリーフに記されたのは、
1947年4月23日のことであった(このスケッチは60年以上経った21世紀でもフォルクスワーゲン社に保存されている)。
ポンは自動車販売業界でこそ当時すでに約20年のキャリアを持っていたが、
その素性はあくまで一輸入ディーラーであった。
実際に車両を運用するユーザー側からの要望によって新機軸を採用した車両が世に生誕した例は多々あるものの、
自動車エンジニアでもデザイナーでもない人物のラフスケッチ程度のアイデアから後世に残る名車が生まれた実例としては、
後に「ジープ」となったアメリカ陸軍の軍用車発注仕様書(1940年7月)に添えられた、
担当士官のフリーハンドになる概略図と並び、希な事例であろう。
ポンはほどなく、VWの経営責任者となっていた
ハインリヒ・ノルトホフに、自らの新しいアイデアを提案した。
ノルトホフも、あくまで乗用車としての用途に限られるタイプ1だけの生産ではVWの発展に限界が生ずることを考慮し、
ポンの提言に同意した。
ノルトホフは戦前、ドイツ最大の自動車会社であったオペルの幹部であり、
広い車種展開の重要性を理解していたことも判断材料となった。
こうして開発されたのがタイプ2で、プロトタイプは1949年に完成した。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「レイアウトはポンの基本アイデアを踏襲して具現化したものだが、タイプ1のシャシをベースにしたプロトタイプは荷重に耐えられず失敗。
荷重に対処して一般的な商用車に用いられるラダーフレームを採用し、
タイプ1のサスペンションなどを補強し、トーションバー・スプリングの荷重レートも上げた。
後輪はロードクリアランスを高める必要性があったことと、タイプ1よりも多積載・高荷重となり低速からの力が要求されることを配慮して、
キューベルワーゲンなど軍用車で用いられた実績のある、リア・ハブ内に減速ギアを組み込んだリダクション・ハブを採用している。
このシャシにスペース効率に優れた全鋼製のフル・キャブオーバー型(フォワード・コントロール型)の1BOXバンボディを架装した。
全長はタイプ1と大差ないが、通常でも3列のシートを配置できる床面積を有した。
しかしながら、初期型は後部背面がエンジンルームへのアクセスハッチに占拠されていたため、
ラゲッジスペースへのアクセスには利用できなかった
(アクセスハッチを設けたことにより、エンジンの整備性は良好だった。のちにエンジンルームの高さを縮小し、上部にラゲッジハッチを設けた)が、
側面に広い底床ドアを配置することで、弱点を補っている。トランスミッションからロッドを介したフロアシフトであった。
車両総重量が嵩み、背の高いバンボディとなり、そのうえギア比が低速重視となったことで、
必然的に最高速度はタイプ1よりも下がり、初期形では90km/hが精一杯であった。
もっとも、最高速よりも確実な走行性能が求められる商用車という用途であるために問題視されることはなく、
逆にこの最高速度を保って巡航できる点はタイプ1と同じであった。
乗用車であるタイプ1のメカニズムを踏襲しているために、商用車としては乗り心地にも優れていた。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「エンジンはタイプ1と同様の空冷・OHVの水平対向4気筒エンジンを搭載した。
当初は排気量1131ccで25ps(19kw)の最高出力だったが、
のちに改良により1192ccで40ps(25kw)まで向上しており、
1964年には1500cc仕様車も追加された。
ドライブトレーンはタイプ1搭載品と大部分を共通化したものの、商用車という性質により低速からねばり強い出力が要求されるため、
世代交代においてはタイプ1より先んじて大出力のエンジンを搭載することが多かった。
発売されるとすぐさま、極めて丈夫で扱いやすく小型だが汎用性が高いことから、
ドイツをはじめとする欧州市場で大好評となり、北米市場でも便利なミニ・トランスポーターとしてヒット作となった。
この結果、フォルクスワーゲンは「乗用車のタイプ1」と「マルチパーパスカーのタイプ2」の二本立て戦略で販路を広げることが可能になり、
その後の同社の隆盛に大きく寄与することになった。
この販路拡大の途中、タイプ2は元来のバンタイプと小型バスタイプのほか、
オープンデッキのトラックタイプ(ピックアップトラック)、救急車仕様車など多彩なバリエーションが展開された。
ドイツでの製造は1967年に終了したが、1953年から生産が行われていたブラジル法人の
「フォルクスワーゲン・ド・ブラジル」
では、T2が導入される1975年まで製造されていた。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
「日本市場
日本では1953年にヤナセが輸入を開始している。
T1やT2の前期型を中心に何度かブームが起こっており、世界中から中古車が輸入されている。
T1など製造からかなりの年月がすぎておりカスタムベース車としてこなれた価格となっていたタイプ2であったが、
2000年代の日本でのブーム再燃により特に米国でのタイプ2中古車の価格上昇を引き起こしている。
そして2000年代後半から2010年代には欧州でブームが起こり、
その煽りを受け米国、アジアでも人気が高まり、世界的な価格高騰を引き起こしたことで、
2010年代半ばから日本から海外へ輸出されることが増えている。
また、運転や維持の難しさから実車を所有することが困難なために
同じRRの駆動方式であるスバル・サンバーなどをベースとして車体前面をタイプ2風に改造したカスタムカーが登場し、
これは日本国外のタイプ2好きにも知られるところとなっている。
特撮テレビ番組『ウルトラセブン』第8話において、メトロン星人がタバコを補充するために使用したのがこのタイプである。」
(出典:ウィキペディア「フォルクスワーゲン・タイプ2」(日本語)フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia)
知れば知る程、”世の中には、凄い<ひと>が居て、凄い<クルマ>が在るものだ”と驚きます。
日々是精進
日々是修養
といった心境です。
毎年、春と秋に開催する素敵なカーライフイベントの紹介となれば良いな、と思いつつも
楽しみながら記事を書き進めたいと思います。
次回も、どうぞお楽しみに!
所長 楊田芳樹
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2021春ベッキオバンビーノにて撮影させて戴いたクルマ達
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