昨日、CHOCOさんと一緒に、上野の石橋メモリアルホールで行われた、第一回 チェンバロ・フェスティバル in 東京 に行ってきました。

知り合いの方が演奏されるので行ってきたのですが、良かったですよ。

これ、ottavaとかで告知しなかったのかな?

おそらく日本のチェンバロ奏者TOP10が一同に集まってのものだったと思うのですが、こういう機会はなかなかないし、観客のみなさんもたいそう満足されているご様子でした。

そんななか、僕は仕事柄、コンサートを聴きながら、「どこを改善したらもっと良い音を奏でられるか?」といった視点でその舞台を見てしまうので、まぁ音楽を楽しむというよりも、半分仕事みたいになってしまうんですよね。

今回ももちろんテーマは見つかったので、演奏が終わってから本人にその旨を伝えました。

日本の演奏家すべてに言えることなのですが、やはり絶対的筋肉量が少ないです。

もちろんやみくもにつければいいというわけではなく、今の演奏技術をさらに裏付ける筋肉というのがあって、そこだけを鍛えなくてはならないのですが。

これを分かっているスポーツ科学関係者は世界を見回しても、ほとんどいません。

というか、いないんじゃないかなと思います。

学生経由で元阪神の?キャッチャーの方(もうご年配の方)に指導を受けたときに言われたという言葉から、この方は分かっているようでしたが(この事実を聞いて、僕は本当に非常にびっくりして、日本にも分かっている人がいたか!と。ただ、完全に理解しているわけではないようで、うまくそれがコーチングに結びついていませんでしたが)、その人くらいだと思います。ちなみにこの方、城島の師匠らしいです。

さて、話を戻しますが、鍛えるべき筋肉が分かったとして、次は鍛え方もやはり特殊なので、これも一歩間違うとまったく使い物にならない、という事態になります。

とにかくトレーニングとはそれくらい本来は繊細なものなんですよ。

世間一般のみなさん適当にやってますけどね(笑)

適当に適当な筋肉をつけるくらいなら、なんの実害もないので(単なる時間の無駄遣い&自己満足なだけ)構わないのですが、下手にある程度筋肉がつくまでやってしまうと、それは実害が出ます。

その方も「でもトレーニング法が分からなくて。下手にやったらだめでしょ?」と言うので(さすが分かっている!)、これに関しては近いうちに教えますよ、と答えました。

コンサートを聴きながら、僕の頭の中ではこんなことが展開されているわけですよ、今回に限らず(笑)

CHOCOさんはチェンバロを生で聴いたのは初めてとのことで、良かった~と言ってました。

そういうシンプルな感想が本当は一番いいのかもしれませんね(演奏者本人にとっても)。

みなさんも次に機会あったら、足を運ばれてはいかがでしょうか。

なかなかチェンバロだけのコンサートなんて無いと思います。