まだ冬休みボケから生活リズムが戻っていない洪愛舜です。
(↑「ほん・えすん」と読みます)
これまで4年9カ月の子育て生活を振り返ってみると、
一番大変だったのは
2013年の11月くらい~2014年の3月いっぱい
でした。
息子(下の子)が生まれて2カ月くらい、
里帰り出産から自宅に戻ってきて、
家族4人での生活が始まりましたが、
息子は私の顔が見えないとずっと泣いている
&
娘(上の子)は2歳半を過ぎてイヤイヤ期に突入
のダブルコンボで、毎日毎日疲弊しまくっていました。
この頃の自分のフェイスブックの投稿を読むと、
あー私擦り減ってたんだな……と思います。
そんな時期、たとえ「ほんのちょっと」でも誰かに助けてもらえたら、
劇的に楽になったり、ものすごく有難かったりすると思います。
たとえば、
「子ども2人連れて3人で電車に乗っているとき、
まだお座りできない下の子がベビーカーに乗っているのに、
椅子に座っていた上の子がそのまま寝てしまった!
降りる駅が迫っているので、下の子を抱っこ紐で抱っこして
上の子をベビーカーに乗せて降りようと思うのだけど、
上の子が私にもたれかかっている状態でどうやって
抱っこひもを装着して下の子をベビーカーからおろして抱っこするか、
腕が4本あればできるんだけどかなり困難で……」
という状況が実際にあったんですが、
あの時、ほんの一瞬でも上の子を支えてくれる人がいたり、
下の子をベビーカーからおろして一瞬だけ抱っこしてくれる人がいたら、
ものすごく劇的に、スムーズに事が運んだと思います。
(しかしその時はそんな人はおらず、
一体どうやってあの状況を切り抜けたのか、記憶にありません)
そんな経験を多数してきたから、
今少し自分の子育て状況が楽になってきたのもあって、
「街で困っている人がいたら力になりたい」
と思いながら常に過ごしているのですが……
実際に街で困っている人に「お手伝いしましょうか?」と声をかけると、
「大丈夫です」
と言われることがとても多いのです……
赤ちゃんを抱っこしながらタクシーに乗り込もうとするママさん、
ベビーカーをトランクに入れるのが大変そうだったから、
「やりましょうか?」と声をかけるも、
「大丈夫です!」と返答され、抱っこままうんせ!とベビーカーを担ぎ上げるママさん……
そんなに怪しく見えたかな……。
明らかに地図を見ながら困った様子で駅前をうろうろしている若い女性、
「どちらお探しですか?」と声をかけるも、
やはり「大丈夫です」……。
変な勧誘じゃないですよ……。
つい先日も、多目的トイレの前でベビーカーと一緒にママさんが待っていました。
ベビーカーの赤ちゃんはぐっすり寝ている様子だったので、
恐らくママさんがおトイレに行きたかったのだと思います。
そう、ベビーカーがあると、自分のトイレもままならないんですよね……。
私が入る前からずっと待っていたのに、多目的トイレも取り込んでいるようで、
私が女性トイレから出てきても、まだ待っている!
大変だーと思って、
「もしよかったら、ベビーカー見ていましょうか?
女性トイレは空いているのでよかったら……」
と声をかけてみたのですが、やっぱり
「大丈夫です」
との返答……。
そりゃまぁ、見知らぬ人に可愛い我が子を託すなんて
恐ろしいかもしれませんよね……
でもそんなんじゃないです……
というわけで、困った人の力になりたいと思いながらも、
どちらかというと私が「困ったチャン」になってしまっています。
切ない……。
例えば、お年寄りの方に席を譲ろうとしたら、
「そんな年じゃない!失敬な!」と怒られたことがあるから、
席を譲るのをためらってしまう、という話を聞いたことがあります。
その話を聞いたら、
「親切心は素直に受け取ったらいいのになー」と思われる方も多いと思います。
それと同じで、困っているときは素直に、
力になりたいと思っている人の手を利用してほしいな、と思います。
怪しく思われるかもしれませんが、
ホラ、怪しい人に見えないランキングナンバーワンの、
「子連れママさん」ですよ私!
大丈夫そうでしょ!
そんなに立て続けに断られると、
いくら鬼のメンタルを持つ私でも、
さすがにへこんできます……。
「大丈夫です」って、
何でもない言葉ですが、
すごく拒絶されている印象を受ける言葉でもあります。
不思議なことに……。
まぁそれでもめげずにまた、
おせっかいに声かけるんですけどね!
鬼のメンタルばんざい!

一番大変だった時期思い出し写真。
2013年3月。
でも写真見てると可愛いって記憶だけがよみがえるから不思議です。