新潟行ってきました | ほんえすんの制作ノート

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編集者・ライター・絵本作家として活動する洪愛舜ともうします。webマガジン「目黒駅前新聞」編集長、絵本はひらがなのほんえすんで出しています。
お仕事を通じてのアレコレや、子育てしていて感じたことなどもつれづれます。

新潟から戻ってまいりました。


仕事ながら、なかなか最高の旅だったので、ちょっとだけ自慢することにしようニコニコ



廃校となった山奥の小学校を再生させた「かたくりの宿」 に宿泊しました。

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めちゃめちゃすてきなんです。

木造の校舎をそのまま温泉や客室や食堂に再利用しているんです。

体育館だったところでバトミントンとかもしました音譜


お宿から映画「ゆれる」の舞台となった三倉橋がすぐだとのことだったので、

行ってきました。


山道をずっと下って……
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フィトンチットが気持ちいい!!


じゃーん。
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これが三倉橋です。

もっと高いところにかかっている吊り橋かと思いましたが、

意外に低かった。


ただ、さっきまで降っていた雨の影響で、すっごい濁流。

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これ、落ちたら完全にサヨナラですね……。


夜ごはんは、地元でとれた食材をふんだんに使った優しい料理!
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美味しかったー。

さすが新潟、日本酒もいろいろありました音譜


夜は星もめちゃめちゃ見えて大興奮。

いいなぁ。


それにしても、こんな山奥の小さな小さな学校にも、

ちゃんと体育館やプールが設置されているのには驚きました。

当たり前のことかもしれませんが、

私が通った朝鮮学校には当然どちらもなかったから……。


気を取り直して2日目、いよいよお仕事です。


今回の出張の目的は、新潟県十日町市の小さな集落・鉢にある

「鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館」 で、

田島征三さんときむらゆういちさんのトークショーがあるため、

きむらさんや編集者さんたちと一緒にお供させていただいたのでした。


宿泊した秋山峡や美術館のある鉢など、新潟県の越後妻有地域では、

毎年この時期に「大地の芸術祭」 が行われていて、

至るところに芸術作品が展示されています。

美術館に向かうがてら、他の作品のあるところにも立ち寄ってもらったりして、

けっこう満喫させてもらいました。

ほんと、山奥に突如と、現代美術が登場したりするんですよ。

なんだか興奮してしまします。


そして、絵本と木の実の美術館では、

田島征三さんが鉢の皆さんと力を合わせて造り上げたという、

廃校となった小学校をまるごと絵本に仕立て上げた

迫力満点の展示を楽しむことができました。


体育館です。
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写真がぼけた!

ほほーっと作品を見上げるきむら氏の姿が……。


おかげさまでトークショーも無事終わりました。


アートのこと、集落のこと、学校のこと、「救い」のこと、とかを

じっくり考えた2日間となりました。


私もがんばりたい。



そして全然関係ない話、

2日間、地元の子どもたちとたくさん遊んだのですが、

私は長男に非常に弱いということに気がつきました。

末っ子体質……。