「妖怪ウォッチエルダ」と「妖怪アーク」のエピソードで
「神(エル)の箱(アーク)」のエピソードを紹介してみます
(*^ー゜)
の続きになります。
\(´∀` )
妖怪ウォッチシャドウサイドには妖怪ウォッチエルダという妖怪ウォッチが登場します。
この妖怪ウォッチエルダに鍵の形に似たメダルである妖怪アークというもので妖怪を召喚します。
妖怪ウォッチシャドウサイド 第1話 より
ところでアークと言われますと思いつくものがあります。
それは聖書に登場するミラクルを起こす箱がありまして、
契約の箱や神(エル)の箱、聖櫃と表現されていたりしますが、
アークと呼ばれていたりもします。
( ´∀`)
ところでアーク(聖櫃)が一般的にどのくらい知られているのでしょうか?
もしアーク(聖櫃)について知っておられるとしましたら、都市伝説を扱った映画やテレビ、
ある雑誌を通して知ったという方々もおられるかもしれません。
(*^ー゜)
「妖怪ウォッチ 140話」 より 「君の名は。」 より
インディ ジョーンズ という宝探しシリーズの映画がございますが、
妖怪ウォッチにはバスターズトレジャー編にはインディ・J(ジョーズ)という妖怪が登場いたします。
(^_^)
妖怪ウォッチ バスターズトレジャー編 より
インディ ジョーンズ:レイダース/失われたアーク《聖櫃》 では、
インディ ジョーンズがアーク(聖櫃)を探す冒険をする映画でありますが、
バスターズトレジャー編では、アーク(聖櫃)らしきものは登場していなかったように思います。
(^o^;)
しかしながら、妖怪ウォッチの話しとアーク(聖櫃)に関する話しは共通性がありますので、
ちょっと強引ではありますが話しを続けていこうと思います。
(*^ー゜)
① アークの成り立ち と 入っているもの
「アーク」 とは 「円弧」 の形を指すそうです。
妖怪ウォッチのアークの場合は、
鍵状の形の上部が「円弧」の形をしているからアークと呼ばれているのかもしれません。
妖怪ウォッチエルダは「いにしえの妖怪ウォッチ」という意味で名づけられておりまして、
太古に幻妖族が作ったものとされております。
妖怪を探したり、妖怪アークを入れて妖怪を呼び出すことができたりします。
一方、アーク(聖櫃)は、
箱の上部にあるケルブという2体の天使の翼が「円弧」を描いているように見えることからアークと呼ばれているそうです。
出エジプトを果たしたモーセが神の山ホレブ(シナイ山)で神から石板を入れるために作るように命じられ、イスラエル人が作った箱であります。
神(エル)と会見したり、様々な奇跡に関連した箱でありまして、
聖書城では貴重なものとして扱われていたりします。
(*゜▽゜)
アーク(聖櫃)に入れられているものとしましては一説にはこのようなものがあります。
- 2枚の石板
- 蛇に変化する杖
- 飢えをしのがせたという「マナ」という食べ物が入った壺
妖怪ウォッチエルダを手にしたナツメさんがジバニャンに出会う前に持っていた妖怪アークは、
このようなものがありました。
- 石のペンダントになっていた青龍
- 石化ビームを放てる大蛇のような姿のミツマタノヅチ(ミッチー)
- いつも飢えているひも爺
石、蛇、飢え などに共通性が見られます。
(o゚▽゚)
アークの行方
アーク(聖櫃)は後にエルサレムの神殿に安置されます。
そして、ヨシヤというユダ王国の王がアーク(聖櫃)を神殿に納めたままで良いと言った記述を最後に
アークの行方は分からなくなります。
ある日、ヨシヤのところにエジプトの王ネコ2世が使者を送り、
エジプト軍がユダ王国を通過する許可を求めてきました。
「妖怪ウォッチ 185話」 より
妖怪ウォッチ バスターズトレジャー編にはネコ2世が登場していました。
聖書上のネコ2世と似ているかどうかは分かりませんが・・
(;´▽`A`
「わたし(ネコ2世)とともにおられる神に逆らうのはやめなさい。さもないと神はあなた(ヨシヤ)を滅ぼします。」しかし、ヨシヤはネコの前から撤退せず、変装して戦おうとした。ヨシヤは神の口から出たネコの言葉をきかず、メキド平野の戦いに出かけた。(歴代誌下 35・21)
この戦いでヨシヤは戦死し、ユダ王国はエジプトの属国のようになります。
ハルマゲドンという言葉は都市伝説などで終末を表現することに使われていたりしますが、
ハルマゲドンとはメキド平野と同じ意味です。
その後、バビロニアによってユダ王国は滅亡し、ユダの人々はバビロンへ捕囚されます。
神殿も壊されアーク(聖櫃)も行方不明になったと考えられているそうです。
アークと救世主(メシア)
ペルシャの王キュロスによってバビロニアは滅亡します。
キュロスはバビロニアを滅亡させ、ユダの人々の帰還、神殿の再興に力を貸したこともあり、
メシア(救世主)と呼ばれたそうです。
(イザヤ 44、 45)
妖怪ウォッチシャドウサイド 鬼王の復活 のCMでは、「救世主達」とナツメさん達は呼ばれており、
ナツメさんは妖怪アークを使用できる妖怪ウォッチエルダを手にしました。
ところでメシア(救世主)と呼ばれたキュロスにもアーク(聖櫃)を連想させる文があります。
(ノ゚⊿゚)ノ
キュロスとアーク(聖櫃)を連想させる部分は以下のようなことがあげられます。
\(´∀` )
あと妖怪ウォッチシャドウサイドの話しも挟んでいきますね!
(o≧▽゚)o
① 干上がる
妖怪ウォッチエルダを手にしたナツメさんはひも爺の妖怪アークをつかって、
ミツマタノヅチを干上がらせていました。
(o゜∀゜o)
「干上がれ、お前の流れを涸らす」と(神は)言う。 キュロスについて、「わたし(神)の羊飼い、彼はわたしの意思をすべて実現する」(イザヤ 44)
キュロスはユーフラテス川の流れを変え、城壁を突破し、バビロニアを滅亡に追い込んだ
ことが歴史的史料には書かれているそうです。
この川の流れが変ったことによって川が干上がったように見えたのかもしれません。
(*・∀<*)
アーク(聖櫃)が関わる話しの中には、
水が干上がり、城壁を突破し、町を滅亡させた話しがあります。
モーセの後継者ヨシュアがヨルダン川を渡る時にアーク(聖櫃)が川に入ると
川が堰き止められ干上がった言われます。
(ヨシュア 3)
そして川を渡った先にあるエリコという町をアーク(聖櫃)を用いて城壁を突破し、
エリコを滅亡させました。
(ヨシュア 6)
アーク(聖櫃)を用いたヨシュアが川と城壁を攻略したように、
キュロスも川と城壁を攻略した辺りが似ていますよね。
(*・∀<*)
② 隠されているアーク
妖怪ウォッチエルダはエンマ大王によってどこかに保管されていたようです。
世界の滅亡の危機の際、妖怪ウォッチエルダはウィスパーを通して、ナツメさんに渡りました。
わたし(神)は暗闇の宝物、ひそかなところにある財宝をお前(キュロス)に与える。(イザヤ 45)
という文がありますが、
暗闇の宝物、ひそかなところにある財宝が行方知らずになっているアーク(聖櫃)を思わせます。
(・∀・)
終末に登場するアーク
アーク(聖櫃)が再び登場する場面は「ヨハネの黙示録」です。
「ヨハネの黙示録」は終末を描いている書とされています。
ちなみに、「妖怪ウォッチシャドウサイド 鬼王の復活」でも世界滅亡の危機と言われていましたから、
終末的な状況といえるのかもしれません。
\(´∀` )
アーク(聖櫃)が登場する前に、蘇った人がいて人々を怖がらせます。
(ヨハネの黙示録 11)
「妖怪ウォッチ 第183話」より
ちなみにゾンビとして蘇ったゾン・ビー・C はネコ2世を怖がらせてましたね。(^◇^;)
この後アーク(聖櫃)が登場します。
天にある神の神殿が開かれ、そこに神の契約の箱(アーク)がみえた。すると、稲妻と轟音と雷鳴と地震が起こり、大粒の雹が降った。(ヨハネの黙示録 11・19)
妖怪ウォッチシャドウサイドでは上空で妖怪ウォッチエルダが開かれ、妖怪アークが見えます。
すると雷オトンとメラメライオンとふぶき姫が現れ、稲妻や氷で攻撃していましたね。
(*^ー゜)
終末を意味する言葉として「ハルマゲドン」という言葉を聞いたことはありませんか?
「ハルマゲドン」とは「メキドの丘」という意味です。
このハルマゲドンという所に王たちが集まるそうです。
(ヨハネ 16・16)
妖怪ウォッチシャドウサイドでは
鬼王羅仙 、 不動明王、 エンマ大王、 蛇王カイラ
といった王たちが集結していましたね。
ヨハネの黙示録では、巻物が解かれたことによって終末へ向かいます。
(ヨハネの黙示録 6)
もしかると映画の中に登場する壁画を見ているのは酒呑童子であり、
壁画を見て「姫」の情報を知ったり、鬼王羅仙を利用した「姫」が現れるストーリーを画策したのかもしれません。
(*v.v)。
ヨハネの黙示録では終末の時に、神かキリストが現れるとされているみたいです。
妖怪ウォッチシャドウサイドでは酒呑童子は鬼王羅仙を登場させることにより、
終末的な状況を作り出すことによって「姫」が現れることを画策したのかもしれません。
妖怪ウォッチと聖書を通してアークの話しをするのは一旦ここで終わります。
(。uωu)
続きまして、
妖怪ウォッチシャドウサイドの世界がどのようにできたのか
酒呑童子(ハルヤ君)が探す「姫」は誰なのか
などについて考察していきます。
(*^ー゜)
投稿日時 2018/11/03
更新日時 2018/11/04