カシミヤといえば日本でも高級感のあるいいイメージのものだと思います。
しかしそのカシミヤがモンゴルの砂漠を広げる最大の原因になっています。
カシミヤは草を根こそぎ食い尽くす。過放牧によって砂漠化が急速に進んでしまっている。
あまり詳しくは知らないが、
昔は高級感があり手の届かないような存在のカシミヤ、いまはだいぶ値段が下がっているのではないでしょうか?
なぜだと思いますか?
それは、
もちろん企業の努力もあるでしょう。
ただ、それよりカシミヤの数そのものが増えているためです。
消費者の需要があるからカシミヤを増やす → モンゴルの人たちにとっても稼げるからたくさん放牧する → 過放牧 → 増えると価格も下がるからもっと放牧する → ますます過放牧になり砂漠化
こんな感じです。
これでもカシミヤを好んで大量に買っている日本に責任がないと言い切れるでしょうか。
何も知らなかったでは済まされない。背景を知った上で消費する。
地球環境が危機的な今、
そんな社会に変わっていくべきではないのでしょうか。