ゼミ課題が進まないので、現実逃避して前に予告してたブログかきます。長いです。



先日、日本財団のROADプロジェクトで募集がかかっていた、「大学生泥かきボランティア隊」の第一陣として宮城県石巻市にいきました。期間は4/15~19。

学校始まってないし、バイトもないし、保険代1400円でいけるってことだったから、一回行ってみようってことで参加を決定。
17日に好きなバンドのライブがあったから、そっちもすごく行きたかったけど、また今度でいいやって諦めた。学校始まったらなかなかボランティア行く時間とれないし。


寝袋、5日分の食糧、2Lのお茶、着替え、長靴、合羽、マスク、革手袋、防塵メガネ、洗面用具、タオル、背中にかけられる小さいバッグ、デジカメ。かなりの大荷物。
後で後悔したけど、泥かきに革手袋はNG。洗えるゴム手袋持っていけば良かった。
ヘルメットは貸してもらえるということだったのでありがたかった。あと羽織るとかなりあったかくなるジャンパーもらった。現地の夜はまだまだ冷えたから、とても役立った。


日本財団のビルに到着して、心構え等をレクチャーされたあと、出陣式。
マスコミの多さとフラッシュにびっくり。
班分けの紙が配られて、今回の参加者が65人くらい、女子は10人ほどだと判明。外国人の参加者もちらほら。

みんな、知り合いと一緒に来てるのかなーって思ったけど、全然そんなことなかった。それぞれが「 ボランティア行きたい!」って思って集まった人たちだった。中には自分の家や学校が被災していた子もいた。

なにかしら役に立ちたくて、急な募集(募集がかかったのは出発数日前、まだこの時点で被災地での宿泊先が決定していなかった。)にも関わらず集まった、っていう共通点があったからか、同じ班の人や班が違う人たちともすぐに打ち解けられて、5日間のあいだすごく楽しく過ごすことができた。


宿泊先は大郷町の海洋センターというところで、体育館と道場がある大きい建物。被災者はいない。
コンセントがあって携帯の充電ができること、トイレの水が流れること、ポットがたくさんあることで、不自由な点はお風呂に入れないくらいだった。募集の時点でお風呂ないのは決定してたし、トイレもないと思ってたからありがたかった。


一日目は班のメンバーとの交流と移動で終わって、翌日以降は

二日目:中学校で泥かき
三日目:浄水プラントでの被災者やボランティアへの利用案内
四日目:お寺で泥かき、位牌や家具の泥おとし
五日目:寝泊まりしたセンターの掃除、女川町見学、帰京

ってかんじのスケジュール。

当日どこに行くかも、現地のボランティアセンターから要請されるまでは分からないっていう感じだった。日々需要が変わるからね。


正直、思ってたより作業は辛くなかった。農業のほうがよっぽど疲れる。
自分が一番きついヘドロかきをしてないからだけど。


乾いてないヘドロは、とにかくくさい。潮のかおりと腐臭が混じって、すさまじいモノだった。見た目も、動物の糞尿みたい。
においがこもる・暗い・動きづらいお寺の床下で、全身真っ黒になりながら泥かきをしていたメンバーは、ほんとに偉い。自分には無理だった。そういうの覚悟してたはずだったんだけど甘かった。


被災者の人と触れ合う機会は、3日目の浄水プラントでの作業のときくらいだったけど、
飲み水をポリタンクに汲んで持って帰る人、飲食店の食器や生ビールの樽を洗いに来る人、洗濯物を持ってくる人など、十数組くらいの被災者と会った。
言われたとおりの案内をするだけで、あまり親身になってあげられなかったことを後悔してる。手伝うなり話を聞くなりできなかった自分ェ…。


最終日の女川町の見学は、津波の凄まじさをあらためて実感させられた。
山に囲まれた一面が更地で、あるのは瓦礫と、鉄骨だけが残ってる建物、その屋上に1台の車。
どこになにがあったのか全く分からない状態だった。
話によると、海と山に囲まれた女川町には30メートルの高さの津波がきたらしい。
たくさんの人が亡くなったんだろうと思うと怖かった。
こういう感覚は、テレビで映像を見ているだけじゃ得られなかっただろうなって思う。




長々書いたけど、みんな一回時間あったら、ボランティアの募集に応募して行ってみるといいよ。
偽善だなんだってそういうのはどうでもいい。誰かの役に立ってるのは事実で、それでいいじゃんって思う。(もちろん現地の方への迷惑行為はだめ。役に立てばなにをしてもいいってことじゃない。)
いろんなことをやってる学生と仲良くなれて楽しかったし。(これが一番大きい)
泥かきや力仕事なら、経験なくても役にたてるし、一軒の家を綺麗にするのにも相当労力がかかるから、まだまだ現地はボランティアが必要。でもどの団体も宿泊受け入れ先の問題で大量の募集はかけられない状態。
被害のひどい地域にはまだボランティアが入れてない。そのくらい状況悪い。

募集をみかけたらぜひ検討してみてね。
うちもまた行きたいです。



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(川沿いにある大川中学校のそばの民家。川にかかった橋は半分から向こうがなく、川の水は雨が降ったら堤防を越えそうなくらいの水量だった。)