木と人と、僕の一週間|エコロキアのこだわりライフ

木と人と、僕の一週間|エコロキアのこだわりライフ

エコロキアは「不便を楽しむ」をコンセプトに、無垢フローリングやウッドデッキ、レジンテーブルを通じて、手間ひまかける贅沢な時間を提供します。
モノづくりの楽しさや育てる喜びを感じながら、日常に本物の価値を加える体験をお届けします。
毎週月曜日 朝8時更新

2年ほど前に、大阪市・南堀江の分譲マンションに納品させていただいたオーク(ナラ / 楢)ユニ無垢フローリング。

 

 

 

サイズは15×120×1820mm、ラスティックグレードで、仕上げは白木オイル。

今回はその物件が賃貸として使われていて、ちょうどご退去のタイミングで内検させていただきました。

 

2年経った無垢フローリングのリアル

 

正直、ちょっと楽しみでもあり、不安でもありました。

無垢フローリングって、良くも悪くも“正直”なもので、使われ方がそのまま出ます。特に今回は賃貸物件なので入居者さんが「無垢フローリング」を認識せずに使っている可能性もあります。

 

でも実際に見てみると想像以上にいい状態でした。

 

オーク無垢フローリング:2年使用後のリアルな表情

 

傷はもちろんゼロではありませんが、でもそれが「劣化」ではなくて、ちゃんと“使われてきた跡”として馴染んでいる。

これが無垢のいいところだなと改めて思いました。

 

白木オイルという仕上げの面白さ

 

今回の仕上げは白木オイル。

これはけっこう特殊で、

 

  • ほんのり乳白色
  • 濡れ色になりにくい
  • 無塗装っぽい見た目になる

という特徴があります。

普通のオイルだとどうしても木が濡れたような色になりますが、白木オイルは塗ってるのに塗ってないように見える、この絶妙な質感が魅力です。

 

オークの経年変化を抑えるという選択

 

オークって、時間が経つと黄色くなっていきます。

これを「味」として楽しむのもありなんですが、インテリアによってはこの黄ばみが気になることもあります。

 

白木オイルは、その黄色味を抑えてくれます。

 

だから、ナチュラルな空間を維持したい方や、白っぽい雰囲気をキープしたいという方にはかなり相性がいい仕上げです。

 

オーク無垢フローリング 2年後の状態

 

実際、2年経った状態でも嫌な黄ばみはほとんど感じませんでした。

 

ラスティックグレードの“ちょうどいい荒さ”

 

今回のフローリングはラスティックグレード。

節や色差がしっかり入っています。

これがまたいいバランスで、無機質にならず、でも荒すぎず、生活感と馴染み、多少ラフに使われても傷や汚れが目立たず、むしろ“使われて完成していく床”という印象でした。

 

無垢フローリングは「完成してからが本番」

 

改めて思ったのは無垢フローリングって納品した瞬間が完成じゃないということです。

2年、3年、5年と使われてその空間に馴染んでいく。

今回の現場はまさにそれを見せてもらった感じでした。

 

詳しい施工事例は公式サイトで

 

今回の施工事例についてはもう少し詳しく写真や仕様も含めてまとめています。

 

  • 白木オイルの質感
  • ラスティックグレードの表情
  • 2年後の状態

 

このあたりをしっかり見たい方はぜひ公式サイトの施工事例もチェックしてみてください。

 

 

 

 

こういう“時間が経った現場”を見ると、やっぱり無垢っていいなと思います。

新品のきれいさじゃなくて使われたあとの説得力。

これがあるからやめられないのです。

 

工房は、今いちばん忙しい時間

 

今月末から来月初旬にかけて納品予定のレジンテーブルたち。
その制作が、いよいよ佳境に入ってきました。

工房の中には、色も木目もまったく違うテーブルが並び、それぞれが少しずつ完成へ向かっています。

レジンを流し込んだ天板は、固まり、削り、磨き、仕上げていく。
この工程の中で、ようやくテーブルの本当の表情が見えてきます。

作業としては大変な時期ですが、
職人としては一番ワクワクする時間でもあります。

 

チェスナット × スモークグレー

 

最初の一枚は、チェスナットとスモークグレー

 

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淡い木肌のチェスナットに、落ち着いたグレーのレジン。
派手ではないけれど、静かな存在感があります。

光の当たり方でレジンの透明感が変わり、
見る角度によって印象も少しずつ変わります。

シンプルな空間にも、モダンな空間にも似合う一枚です。

 

ケヤキ × 流れる清流

 

次は、ケヤキとアクアブルーのレジン

 

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このテーブルは、御殿場市立図書館の看板として使われる予定のもの。

ケヤキの力強い木目の間を、青いレジンが流れる。
まるで山の中を流れる清流のようなイメージです。

公共の場所に置かれるものだからこそ、
長く愛されるものになってくれたら嬉しいですね。

 

モンキーポッド × アクアブルー

 

三枚目は、モンキーポッドとアクアブルー

 

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モンキーポッドといえば、独特のグラデーションのある木目。
そこに鮮やかなブルーが入ると、まるで川のような表情になります。

レジンテーブルは「木の形」がそのままデザインになる家具。
だからこそ、この自然なラインが面白い。

世界に一枚しかない景色です。

 

ブラックウォルナット × スモークグレー

 

四枚目は、ブラックウォルナットとスモークグレー

 

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深いブラウンのウォルナットに、透明感のあるグレー。
大人っぽい落ち着いた雰囲気の一枚です。

ウォルナットはやっぱり人気の樹種。
家具として空間に置いたときの存在感が違います。

シンプルだけれど、しっかり主役になる。
そんなテーブルになりそうです。

 

ポプラ × アクアブルー

 

そして最後は、ポプラとアクアブルー

 

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ポプラの特徴は、何と言っても表情の豊かさ。
節や瘤、色の変化があり、まるで自然の地形のようです。

そこにブルーのレジンが入ると、
まるで湖のような景色になります。

自然が作った形を、そのまま家具にする。
これがレジンテーブルの面白さです。

 

レジンテーブルは、すべてフルオーダー

 

こうして並べてみると、同じレジンテーブルでもまったく違う個性を持っています。

木の種類、木の形、レジンの色、サイズ、用途、すべてが違う。

だからエコロキアではレジンテーブルはフルオーダーで制作しています。

 

「こんなサイズのテーブルが欲しい」
「この色のレジンが好き」
「この木を使いたい」

 

そんなご相談から、世界に一枚だけのテーブルを作っていきます。

 

 

 

世界に一枚だけのテーブルを

 

レジンテーブルは、ただの家具ではありません。

木が何十年、何百年と生きてきた時間。
その形をそのまま活かしながら、新しい時間を刻んでいく家具です。

同じものは二度と作れない。
それが、このテーブルの一番の魅力だと思っています。

 

レジンテーブルのご相談について

 

エコロキアでは、レジンテーブルのフルオーダー制作を行っています。

サイズや樹種、レジンカラーなどご希望を伺いながら一緒に作り上げていきます。

 

「いつか欲しいと思っている」
「こんなテーブル作れるのかな?」

 

そんな段階でも大丈夫です。

まだ具体的に決まっていなくても構いませんので興味のある方はお気軽にご相談ください。

コメントやメッセージからでも大丈夫です。

木と人が出会ってそこから新しい景色が生まれる。

そんなテーブルを、これからも作っていきたいと思っています。

 

ずっとやりたかったこと

 

先週、ひとつのプロジェクトを本格的に動かし始めました。

名前は


「不便を楽しむ里」

 

少し大げさに聞こえるかもしれませんが、僕がずっとやりたいと思っていたことを形にするプロジェクトです。

 

 

 

最近は便利なものがどんどん増えて、生活は確かに楽になりました。でもその一方で、手を動かして何かを作る時間は減っている気がします。

 

僕の仕事は木を扱うこと。
無垢フローリングを貼ったり、レジンテーブルを作ったり。

そういう仕事をしていると、思うのです。

 

手を動かす時間って、やっぱり楽しい。

だからこそ、その楽しさをみんなで共有できる場所を作れないかなと考えていました。

 

何をする場所なのか

 

「不便を楽しむ里」はみんなで手を動かして場所を作っていくプロジェクトです。

今ある建物を少しずつ直しながら、居心地のいい場所にしていきます。

 

不便を楽しむ里プロジェクトの台所リフォーム

 

予定している作業はこんな感じです。

  • 壁を壊したり畳を撤去する解体作業
  • 暗い壁を白いペンキで塗装
  • 土壁に漆喰を塗る
  • 無垢フローリングを張る
  • 畑を耕す
  • ウッドデッキを作る
  • ピザ窯でピザを焼く

DIYあり、畑仕事あり、そして時々ピザ。

うまくいかない日もあると思いますが、それも含めて楽しめたらいいなと思っています。

 

便利じゃないから面白い

 

この場所は完成された施設ではありません。

むしろ逆で、少しずつ作っていく場所です。

 

古民家DIYプロジェクト「不便を楽しむ里」の室内

 

工具が足りない日もあるかもしれないし、作業が思ったより大変な日もあるかもしれない。

でもその不便さの中に、意外と面白い時間がある気がしています。

便利な場所に遊びに行くのではなく、自分たちで場所を作る。

そういう時間を共有できたら嬉しいです。

 

誰でも参加できます

 

「DIYできないとダメですか?」
と聞かれることがありますが、まったくそんなことはありません。

 

壁を塗るだけでもいいし、
畑を耕すだけでもいいし、
ピザを食べに来るだけでもいい。

 

DIY好きな人でも、
自然が好きな人でも、
「ちょっと面白そう」と思った人でも。

 

門戸はかなりゆるく開けておくつもりです。

 

まずは一度、遊びに来てください

 

このプロジェクトは、まだ始まったばかりです。

大きな計画というより、少しずつ形にしていく感じ。

なので、興味のある方は、まず一度遊びに来てみてください。

 

作業してもいいし、
見ているだけでもいいし、
一緒にコーヒーを飲んで帰るだけでも大丈夫です。

 

実際の空気を感じてもらえたら、
それが一番だと思っています。

 

木と、人と、火と、土

 

これからこの場所では、

 

木を触り、
土を触り、
火を使い、
人と時間を過ごす。

 

そんな時間が増えていくと思います。

派手なプロジェクトではありませんが気がつけば面白い場所になっている。

そんな予感がしています。

 

「不便を楽しむ里」

 

これから少しずつ始まります。

もし興味のある方がいれば、
コメントでもメッセージでも気軽に声をかけてください。

一緒に手を動かしてくれる仲間を、
ゆるく募集しています。

 

レジンテーブルの横で、ワンちゃんづくり

 

先週の工房は、少しだけ景色が違いました。

レジンテーブルを制作しながら、その横では小さなワンちゃんたちが並んでいました。透明感のあるレジンでできたフィギュア。ブルーグレーの子、琥珀色の子、それぞれに少しずつ表情が違います。

 

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大きな天板と向き合う時間と、小さなフォルムを整える時間。スケールは違っても、素材と向き合う真剣さは同じです。

3月29日に目黒で開催されるワンちゃんイベントに向けて、先週はその準備に没頭していました。

 

Grove Partyにエコロキアも参加します

 

3月29日(土)、目黒で開催される
「Grove Party」 にエコロキアも参加します。

 

 

ワンちゃん好きが集まるイベントで、友人が主催しています。春の空気の中、ワンちゃんと一緒に楽しめる一日になりそうです。

📍 開催日:2025年3月29日(土)
📍 場所:東京都品川区西五反田3-1-2
📍 イベント名:Grove Party

エコロキアは、レジンを用いたワンちゃんフィギュアを中心に展示販売を予定しています。

 

エコロキアらしいワンちゃんグッズとは

 

床材屋が犬のイベントに?と思われるかもしれませんが、僕の中ではとても自然な流れです。

木と暮らし。
暮らしの中にワンちゃん。
その空間を少しだけ豊かにする存在。

今回制作しているフィギュアは、透明感のあるレジンで仕上げた小さなオブジェ。光に透ける質感が、どこか静かで、でもちゃんと存在感があります。

 

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量産品とは違う、素材の表情が感じられる小さな作品。
レジンテーブルを作っている僕たちだからこそ出せる空気感があると思っています。

 

目黒でお会いできたら嬉しいです

 

当日は、ワンちゃん連れの方も、そうでない方も楽しめるイベントになるはずです。

エコロキアのブースでは、小さなワンちゃんたちが並びます。

 

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実物は写真よりも透明感があって、光の入り方で印象が変わります。

もし目黒近辺にいらっしゃる方がいれば、ぜひ遊びに来てください。
「ブログ見ました」と声をかけていただけたら、とても嬉しいです。

春の東京で、ワンちゃんと、人と、素材が集まる日。
3月29日、目黒でお会いしましょう。

今週もまた、レジンと向き合いながら、
小さな命のかたちを少しずつ増やしていきます。

 

第4日曜日は、さんろくカフェのピザの日

 

先週の第4日曜日は、さんろくカフェのピザの日でした。

御所市にアトリエを構えてから、少しずつお気に入りの場所が増えていますが、その中でもこのさんろくカフェは、特別な存在になりつつあります。

外にあるピザ窯で焼き上げるピザは、シンプルなのにちゃんと美味しい。

 

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薪の火で焼いた生地の香ばしさ、トマトソースの酸味、チーズのとろけ方。
こういう時間って、なんだか贅沢ですよね。

 

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仕事の打ち合わせでもなく、イベントでもなく、ただ「食べに行く」時間。
御所に通い始めた頃は、こんな場所ができるとは思っていませんでした。

 

ワークショップがくれたご縁

 

レジンテーブル制作体験ワークショップを始めてから、本当にたくさんのご縁が生まれました。

最初は「参加者さん」だった方が、いつの間にか名前で呼び合うようになり、一緒に食事をしたり、イベントに誘い合ったり。

気がつけば、御所市での友人が増えていました。

レジンテーブルは木とレジンを組み合わせるものですが、実は一番組み合わさっているのは「人」なのかもしれません。

ワークショップという場があったからこそ、出会えた人たち。
そして、その人たちが御所という場所をもっと好きにさせてくれています。

 

春からの新しい拠点の計画

 

この春、御所市で平屋建ての家を借りる予定です。

 

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レジンテーブル制作体験に参加される方が、泊まれる場所をつくれたらいいなと思っています。遠方から来られる方も多いので、「一日体験して、帰る」だけではなく、「ゆっくり滞在する」という形もあっていい。

そして実は、そこに自分のオフィスも移そうと目論んでいます。

今はアトリエ中心の動きですが、少しずつ拠点を広げて、御所で過ごす時間を増やしていきたい。
仕事と暮らしが、もう少し近づくような感覚。

大きな決断というより、じわじわと居心地を良くしていく感じです。

 

小さな農地と、家庭菜園の妄想

 

その平屋には、小さいながら農地もついています。

まだ何を育てるか決めていませんが、家庭菜園ができたらいいなと思っています。

トマトとか、バジルとか、アスパラとか。
レジンテーブル製作体験にお越しいただいた方とデッキで談笑しながらバーベキューをして皆様に食べていただける野菜ができたら面白いな、と勝手に妄想しています。

土に触れる時間も、きっと悪くない。

木を扱う仕事をしていると、自然素材の魅力は常に感じていますが、育てる側に回るのはまた違う感覚でしょう。

うまくいくかどうかは分かりませんが、それも含めて楽しみです。

 

御所が、少しずつ「居場所」になる

 

最初は仕事のために来ていた御所市。
でも今は、少しずつ「居場所」になってきています。

お気に入りのカフェがあり、顔を知っている人が増え、これから借りる家があり、畑もある。

レジンテーブルをつくる場所として選んだ御所ですが、気がつけば、自分自身の暮らしもここに少しずつ混ざり始めている。

 

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無理に移住を宣言するわけでもなく、大きな計画を立てるわけでもなく、ただ、心地いい方向に少しずつ寄せていく。

そんな感覚です。

 

木と人と、火と土

 

先週は、杉の床を削り、レジン時計を並べ、そして日曜日はピザ窯の火を眺めていました。

木と人と、火と土。

どれも自然の延長線上にあるものばかりです。

派手な出来事はないかもしれないけれど、確実に積み重なっている感覚があります。

御所での時間が、少しずつ濃くなっていく。
それを実感した一週間でした。

さて、今週もまた、木と向き合いながら、少しずつ居場所を育てていこうと思います。