家電リサイクル法について | リンクアースエコ推進室

家電リサイクル法について

6月3日付けEICネットより転載

 【家電メーカー各社 平成21年度家電4品目のリサイクル実績を公表】
 家電製品協会と家電メーカー各社は、平成22年6月1日付けで家電リサイクル法に基づき平成21年度の家電4品目のリサイクル実績を公表した。
 21年度の4品目のリサイクル率は、エアコンで88%、ブラウン管テレビで86%、液晶・プラズマテレビで74%、冷蔵庫・冷凍庫で75%、洗濯機・乾燥機で85%となり、「エアコン60%以上、ブラウン管テレビ55%以上、液晶・プラズマテレビ 50%以上、冷蔵冷凍庫60%以上、洗濯機・乾燥機65%以上という同法のリサイクル率基準値を8年連続で達成した。【経済産業省】【環境省】

皆様、こんにちは。
今日は、『家電リサイクル法』についてお勉強しましょう。

【家電リサイクル法とは?】
平成13年4月1日施行の特定家庭用機器再商品化法。
家庭や事務所から排出された家電製品から有用な部分や材料をリサイクルし、廃棄物を減量すると共に、資源の有効利用を推進するための法律。


家電リサイクル法で指定されている特定家庭用機器は、次の4品目です。
・エアコン
・テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)
・冷蔵庫、冷凍庫
・洗濯機、衣類乾燥機
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製品を作ったメーカー、それを売った販売店、そして私達消費者の三者が協力してリサイクルを行う仕組みとなっています。

<消費者の役割>
・廃棄物を適切に引き渡す
・リサイクルにまつわる料金(収集・運搬料金+リサイクル料金)を負担する

<販売店の役割>
・廃棄物を消費者から引き取りメーカーに引き渡す

<メーカーの役割>
・廃棄物を引き取りリサイクルする

具体的にはどのようなリサイクルが行われているのでしょうか?
ブラウン管テレビを例にしてみると、①パネルガラス、②蛍光面、③キャビネット、④マスク、⑤ファンネルガラス、⑥偏光ヨーク、⑦電子銃、⑧防爆バンと、リサイクル工場にて8ヶ所がリサイクルされています。
それぞれが適切に処理され、再び製品の一部としてよみがえるのです。

家電リサイクル法が施行される以前は、廃棄物として、貴重な資源を含みながらも埋め立てられていました。
リサイクルが定着した現在でも、悲しいことに不法投棄はなくなっていないようですが。。。

エコポイント制度により、新しい家電を買いやすい状況ですが、今までお世話になった家電たちに、きちんとリサイクルという名の法要を行いたいものですね。