コートダジュール日本語補習授業校では毎週土曜日、2時間の日本語授業と1時間の特別活動授業(特活)があります。
特活は小学1~3年生のクラス、小学4~5年生のクラス、小学6年~中学3年生のクラスに分かれています。
それぞれのクラスによっての活動内容が違うこともありますが、今日は全クラス一律のテーマ
「ヘリコプターを作ろう!」
ヘリコプターの仕組みについて話していると・・・ひとりの生徒が「空気抵抗」の解説をしてくれました。
一方的に教わるだけじゃない、ときに生徒も先生になる寺小屋的授業!
「風の力でくるくる回るものは何があるか知ってますか?」と校長先生が質問。
「風力発電」「竹トンボ」 などなど答えが飛び出し、風についての知識が深まったところでヘリコプターの作り方へ!
今日はラッキーなことに、日本からの特別講師K先生が来てくれているのです!
生徒たちはみんな前に集まってヘリコプターを作る工程の説明に興味津々
コツはプロペラの先を少し曲げて、風の抵抗を作ること。
下の羽は、上の羽とは逆方向に折り曲げる。
プロペラがなぜ2枚必要か。1枚で挑戦したところうまく飛びません。
2枚めの回転防止翼(かいてんぼうしよく)を付けることが必要だと理解。
ヘリコプターの羽を回転させて中のゴムを巻くときの方向は一度回して風が来るかどうか。
「顔をかして」と風が顔に当たるかチェック。風を感じる方が反対だと上下反対させたら飛ぶそうです。
さあ~ 机に戻って作業開始。
中学生クラスは落ち着いた様子で先生の話を聞いてホワイトボードのタイトルも
「ヘリコプターを作ろう」から「ヘリコプターを制作しよう」に書き換えられました。
完成したヘリコプターを持って早速校庭へ!
南仏の青空の下、みんなで元気よく飛ばしました~。