飛行機に乗っている間、そして滞在先での時間、これらの記憶をMeisaの場合は匂い(臭い?)でまっさきに思い出します。


「匂い」が町中のあちこちで私の記憶を呼び覚ましますが、一例を挙げると;


* 大阪駅前ヒルトンホテル横、東京三菱UFJ銀行のATMコーナーの自動扉を開けた瞬間の匂いが、飛行機のギャレー内にあるオーブンでお食事を温めた時の匂い

*神戸の中心地、三ノ宮そごう一階に踏み入れた時の匂いが、スペインのデパートの匂い


一方で、「臭い」というならば、

*37度を超えた日の、夕方野外の臭いはバンコクの夜の臭い

*大阪北区にある北新地駅の地下から地上に上がる途中のエスカレーターに乗っている間が香港の地下街の臭い(これは匂いでもいいかもね)


日本の平均気温が以前と比較すると随分高くなっていて、数十年前であれば亜熱帯地域の気温と湿度に近い為に、近頃の日本の臭いが東南アジアの臭いになっているのでしょうか。


記憶の方法は人によって異なるらしく、ある先輩によると、彼女の思い出は色で記憶されているそう。先輩とはワイキキに滞在中には、夜も朝も、ずーっとうろうろした仲良しでしたが、私との記憶は薄い紫色らしいです。


お仕事で大阪へ行くと、用事も無いのに銀行へ立ち寄る私はかなりの飛行機匂いフェチであります。


Meisa スイカ