パラオ人の彼女は、ベテランチーフとしてとっても頼りになる女性でした。
おまけにスタイルが良くて素敵。日本人にはありえない、キュッとした体に少し浅黒い肌色で、髪もチリチリしたウエーブヘアー。南の島に行けば会えるイメージの快活な女性。
そんな彼女には恋人がいて、相手も空港で働く地上職員でした。2人は社内でもとっても有名なカップル。
ここで少し、飛行機が出発する前の決まりごとをご紹介。地上職員が、コックピットとの間で取り交わす書類があります。そして、客室とも同じく取り交わす書類が。コックピットはお客様が搭乗を開始する前に閉じるので、そのドアが閉ざされる前にパイロットから地上職員が書類を受け取ります。そして、客室のチーフからは、メインドアが閉まる直前に、ドアサイドで書類が渡されます。
さて、この二人のカップル、職権を利用して、いえいえ、2人の時間を大切にするあまり日々行っていたのが、彼女が出発する便のドアが出発に際して閉められる瞬間には必ず、彼氏が地上職員としてスタンバイ。そしてドアが閉められる直前に、2人はチュッ!
特にいいのがね、飛行機によってはドアが上からウィーンという機械音と共に降りてくる機材があって、閉まりかけで2人がキスをするから、毎度毎度、近くにいるクルーは拍手喝さい、盛り上がり過ぎるのでありました。
Meisa
エ コ ー ル ・ ド ゥ ・ ア リ ソ ン
神戸で英会話を学ぶ。英語を通してコミュニケーション力を身につける。