ホノルル便はリゾート路線らしく、お客様はTシャツ姿が大半です。そんな中、Meisaの担当ゾーンにいた50歳位の男性は、素敵な長袖のワイシャツを着こなしていらっしゃいました。


ドリンクを渡す時に、私なりにずっと続けてきた方法があります。お客様が受け取った時に、カップに力を加わったのを感じ取ってから、こちらの手を外すこと。小さな気遣いのお陰で、Meisaはドリンクにまつわるミスをしないのが密かな自慢でありました。


50代の男性客からはトマトジュースのリクエスト。トマトジュースの紙パックをつかんで紙コップに注ごうとした瞬間、しまった!!!ジュースはコップではなく、男性客のシャツ上腕部に向って一直線ガーン


「申し訳ございませんあせる

急いで拭かなければ~。予期しないことが起きてドキドキダウンしかし、真っ赤に染まったシャツど同時に目に飛び込んできたのが、なぜかニコニコした男性客の顔。なぜに笑っているのかしら???


お食事のサービスが終了して、再度謝罪と様子伺いに、先ほどの男性客の席を訪れると、今度は、奥様と2人映画を見ていて、

「あ~、いいのいいの。帰ったらクリーニングに出すから。それより映画見てるからじゃましないでよ。あっはっは!」

って、映画に夢中のご様子。


レポートを受けた、この日の責任者であるチーフが念のため訪れた時も、この男性客の顔を見たチーフは、彼に声さえもかけず、代わりにMeisaのところにきて、「あの人は大丈夫ね。まったく問題なし。」と言って、さっさと消えてしまいました。このようなケースでは、後々もめごとになると問題が大きくなるので、会社には全てレポートをあげる既定になっているにも関わらず。。。


お客様の中には、お水が一滴飛んでも激怒する人がいます。隣の席の人にドリンクが渡されたのと、自分に渡された時間がずれていたと言って怒る人もいます。怒りの元が、既に存在すると、その怒りを爆発させるきっかけ作りをしてしまえば、後は天井知らずの怒りが溢れるだけ。反対に、怒りの種がなければ、油を注いでもさらりと流されてしまう、ということですね。


Meisa トリックア・トリートー


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