与謝野さんが、本日「節電を意識させるために電気料金を値上げも検討」

とおっしゃっているようです。


私もガス会社の一員ですので、お客様のライフラインを担う一員として、申し上げたいと思います。

私達、プロパンガスを通じてお付き合いをさせていただいているお客様の中にも、歯を食いしばって計画停電に

最大限の努力をされている方が沢山いらっしゃいます。

「今日は計画停電だから、他のグループのところに避難するよ」と出かけられたお客様を何組も見ています。


夜の停電の恐ろしさを、寒さを、心細さを大臣は経験されたのでしょうか?

1人暮らしのおばあちゃんが停電前から布団をかぶってろうそくをともしている姿をごらん頂きましたでしょうか?


もちろん、被災地の方々には、比べ物にならないほどである事は判っています。

しかし、その言い方はいかがでしょうか?


プロパンガスは都市ガスや電気とは違い、自由料金です。

会社の一つ一つの節約が、節制が、お客様への思いが、ガス料金に反映します。

それに比べて、電気料金はもっと「国に」保護されているのです。

それを前提にして申し上げます。


「節電を意識させるために電気料金を値上げ」

とは、今節電を一生懸命しているお客様に対して失礼なのではないでしょうか?


なんだか、とても不思議な、そしてとても憤る話題でした。