小さい頃に、妖怪の本が好きでよく読んでいました。

昔の怪談話でよ~く出てたのが

「佐賀鍋島藩の化け猫騒動」

あまりに怖くて、今も断片的に覚えています。

部下に藩を乗っ取られた大名が、自殺をして

その怨念が飼い猫に乗り移り、夜な夜な化けて出る‥。

挿絵に書いてあった黒猫が怖すぎて、トイレにいけなかった

程でした。

昨日、私が高校の頃から付き合いのある友人宅で、

排水が詰まったとの事で、修理にお伺いしたところ、

いました、黒猫。 かわいい猫で、そういえば昔から

いたなあ。「うーあちゃん」といってたっけ。



河野プロパンの「エコ・ラボ日記」!-081204_2153~0001.jpg

おばあちゃんに、たまたまこの話をしたところ、

「うち、鍋島家の家来だったのよ」

え~!!驚いているとついでに見せていただいたのが

この巻き物。


河野プロパンの「エコ・ラボ日記」!-200911271021000.jpg

こ、これは! 「家系図」ってやつですよねえ!

初めて見ました。


自分の古くからの友人のご先祖さんが、

化け猫騒動に近い人だったなんて!

しかも、黒い猫さんがいたなんて!

あまりの符合に、ただただびっくり。


やさしいおばあちゃんは、その後も

とても面白い資料を見せてくださいまして。


本当に有難うございました。

「うーあちゃん」は、今月号のらいふの達人

「ウチのたからもの」コーナーに

掲載させていただきました。

(もちろん、化け猫騒動の事には触れてませんよ。

ブログの裏話としてお楽しみくださいね。)


あわせて感謝です。