お父さんのお弁当
感動伝導師の安達です。
今日はこのお話をご紹介させていただきます。
〔タイトル〕:お父さんのお弁当 (輝いて生きる知恵)
〔著者〕:松原泰道
日本全体が貧しくて食べ物に困っている頃、
ある中学生の男の子が自分のお弁当と間違えて、
お父さんが山仕事にもって行くお弁当を学校に持ってきてしまいました。
男の子はお昼に、お父さんのお弁当を食べるのが楽しみでした。
家が貧しかったので、いつもご飯が少なめのお弁当をがまんして食べていた男の子は、
『お父さんは山で激しい仕事をするのだから、いつもの自分のお弁当よりも
ご飯がぎっしり入っているに違いない』
と考えたからです。
昼休みに男の子は、期待を込めてお弁当のフタをとりました。
中身をみた男の子は、
『あっ』と思わず叫んでしまいました。お父さんのお弁当は、自分のお弁当よりも
はるかにご飯が少なかったのです。
『お父さんは、これっぽっちのご飯であんな厳しい仕事をしているのか・・・』
男の子は驚きました。
しかも、いつもの自分のお弁当には、干し魚がおかずに入っているのに、
お父さんのお弁当は生味噌と梅干しが一個入っているだけでした。
『これがお父さんのお弁当だ』
男の子は胸がつまりました。
そして、一粒も残さないようにお父さんのお弁当をキレイに食べました。
その晩、お父さんが帰ってきて、
『お前、お弁当、間違えただろう。おなかすいたんじゃないか?』
と言って、自分の茶碗からご飯を分けてくれました。
この日、男の子はたまらない気持ちで眠れませんでした。
この男の子は、お父さんの姿をみて、自分よりも大きな人の存在を
感じたと思います。子供を育てるには、言葉ではなくて態度で伝える
ことが大切だと思いました。
ありがとうございました。
もし、よければ感じたことや感想などコメントいただけたらうれしいです。
感動伝導師 安達