暑くなってきた5月、鎌倉中央公園で水辺の生き物探し。18人が参加しました。
サクラの黒い実を見つけて、食べてみます。
「黒いのが甘いよ。」さっそく、手も口も真っ黒。
小川で、カワニナやタニシなどの貝を見つけます。
カワニナは、ホタルの幼虫のえさにもなる巻貝です。
ししいしそばの川で、たっぷり水遊び。
金属製の、目の細かい網で水底の土ごとすくって水中で振ると、生き物が見つかります。
田んぼから流れてきたオタマジャクシ。
カワトンボやヤマサナエなど流れのある水辺にすむトンボ、
ヤマサナエの抜け殻も見つかりました。
「みつけたよ」マシジミやエビなど、生き物を見つけるのがとても上手な子。
「わあー、ほんとだ、すごいね!」
こんな声かけが嬉しくて、次々に生き物を捕って見せにきてくれます。
来園された方が捕ったアメリカザリガニも見せていただきました。
「おっきい」「すごいね」
「こういう風に自然の中で生き物を見つけていくと、
理科がみんな好きに、得意になるんです」と、元教員の齊藤先生。
今や貴重になった、豊かな谷戸の水辺の生き物と、
たくさん出会うことができました。
クワの実を思いっきり食べて、また真っ黒。
「甘い」「もっともっと!」
「食べ物に群がるアリみたいだな」とお父さん。
「子どもたちが、会うたびに成長していくわね。」
月1回の開催で、今回で半年。最初は大泣きだった子(我が家を筆頭に^^;)も
すっかり慣れ、はじける笑顔で走り回っています。
「連福は、まったりした雰囲気がいいね。」
ゆっくり、子どものペースで大人も自然とのふれあいを楽しみ
子どもの発見に一緒に感動する…。
自然にはいろいろな親しみ方がありますが、
こんな活動で、子どもも大人も、思いっきり自然の中で楽しんでいけたらいいですね。