Dearあなたへ
今となっては一昨年の事だが、夏の暑い日に一枚の葉書が届いた。
松本に住む友達からだ。
暑中見舞いかと思い裏面を見ると、鳥のクチバシを持つ神様の様な絵が描かれている。
その赤い絵はお札のような紙に描かれており、和紙の葉書の中央に貼られていた。
ちょっと見ではインドの神様っぽい、キュートな絵柄である。
でも一体なんの絵なんだろうと。
絵の上下には疫病退散、頑張ろう日本 あまえびと書いてある。
たまにドライブで富山に行くと行っていたから、富山のご当地ゆるキャラのポストカード?
どういう意味の絵なのかよくわからない。。。
でも可愛いからとリビングの棚に飾って、時折眺めては楽しんでいた。
それからしばらくしての事である。
ニュースがコロナの話題で持ちきりの中、この前見たあの赤い絵が紹介された。
これはアマビエ様と言って疫病祓いの神様なんですよね。と。
えっアマビエ⁈甘海老と違うの?
飾ってあるカードを確認したら確かに、あまびえと書いてある。
。。。
このお方はアマビエ様という、疫病祓いの神様であらせられたかとビックリ仰天し。
神棚、仏壇、一体どこに貼ったらいいのと。
霊験あらたかなお札なんだから相応しい場所はと家中見回し、結局玄関に貼る事にした。
以来この2年、アマビエ様は玄関の下駄箱の上にいらっしゃる。
アマビエ様のご利益あってかデルタ株にもオミクロン株にも罹らず、何とか無事に過ごすことができている。
送ってくれた友達にもアマビエ様にも感謝である。
まことに
ありがたや
ありがたや
今年はお正月から玄関に南天の枝を壺に投げいれ、節分を機に玄関ドアには厄除けリースを下げ、ドアを開けるとアマビエ様が印籠を翳すかの様に貼られている。
もう、抗菌、退疫水際作戦状態である。
その上下駄箱の上には金色に光る招き猫が鎮座し、にゃーと笑って開運祈願のお招きポーズ。
猫の横には頂き物の、虎の紙細工が並んでいる。
玄関は我が家の魔除け厄除け、開運招福のパワースポット場と化している。
長引くコロナ禍、マスク手洗いワクチン接種ともう対抗策はやり切った。
残すところは、半分楽しみながらの神頼みである。
信仰心のない私でも、東大寺の大仏様が作られた理由がさすがにわかる気がしている。
その後アマビエを様を調べてみた。
江戸時代熊本の海に現れ、疫病が流行ったらわたしの写し絵を早々人に見せよといって、海中に姿を消した半人半魚の妖怪、とあった。
何とも凄い妖怪様だったのだ。
アマビエ様ごめんなさい。
甘海老と間違え、その上富山は白海老でした。
今後は八百万の神様同様、敬うように致します。
敬いながらもアマビエ様がコピー活躍なさらずにいられる、疫病が治った状況が一日も早く訪れますように。
心から祈るばかりです。
あ〜くわばらくわばら