今回の「エコ風水まつり」では
「このままで大丈夫?『子どものからだと心白書2009』から見た
子どもの現状」

というテーマでご講演頂きます。
$エコ風水祭りのブログ
   正木健雄先生

今回ご紹介する正木健雄先生は、NGOの「子どものからだと心・連絡会議」
議長を30年間、さらに昨年5月から「日本子どもを守る会」会長として、「子ど
ものからだと心」の変化を50年間にわたり調査し続け、とくに「子どもたちの
身体の変化」についてデータを集めています。

そうしたデータは『子どものからだと心白書』として1991年から毎年刊行され
ていますが、特に『子どものからだと心白書1996』は、国連・子どもの権利委
員会において日本国政府の報告書が審議された際に「市民・NGO統一報告
書」の添付資料として提出され、審議に取り上げられました。

正木先生の研究のスタートは1950年代から。
特に、1970年代の中頃から保育や教育現場の先生達の間から「子どもたちの
身体がおかしい」という声が噴出し始めた「病気ではないけれど、健康でもな
い子どもたちがどんどん増えてきている」、「生き生きとした生命力に溢れた
子が減っている」という“実感”の実体を追及してきたのです。

『子どものからだと心白書』の調査内容は、『生存』、『保護』、『発達』、
『生活』の4つのカテゴリーに分けられており、それぞれのカテゴリーごとに
事細かに調査されています。

その中でも、子どもの生活実態、なかでもライフスタイルの変化と「からだの
変化」とを対応させることで、「子どもの身体と心に現れてくる“おかしさ“
の原因が予想できる」と正木先生は指摘されています。

正木先生は、現代の中国の子どもたちのためにも尽力される予定だそうです。
今年7月には「日中現代教育学会」の会長に就任されるそうです。

また、世界の紳士録「WHO’WHO」に正木先生のお名前が掲載されること
になったそうです。日本人としても大変名誉なことです。



正木健雄先生プロフィール
1930年(昭和5年)和歌山県新宮市生まれ。
1953年東京大学教育学部体育学科卒業、1958年東京大学大学院博士課程
(体育学)満期退学。

現在日本体育大学名誉教授、日本子どもを守る会会長、子どものからだ
と心・連絡会議顧問、NPO法人セルフケア総合研究所理事長。

日本体育学会名誉会員、日本臨床環境医学会名誉会員、日本社会医学会
名誉会員。

「子どものからだ」の変化を50年間執拗に追い続け、これらの変化を食
い止め、さらにからだと心が全面発達に向かう智恵を集めている。

主著:『子どもの体力』(国民文庫、大月書店)
   『新・いきいき体調トレーニング』(岩波ジュニア新書)
   『ヒトになる、人間になる<子育ての教育生理学>』(創教出版)
   『希望の体育学』(農文協)他。