前回のお話の続きです。
定置型
定置型の蓄電システムはエアコンの室外機などと同様に屋外に設置するのが一般的です。
(中には屋内に設置できるものもあります。)
設置時に分電盤への接続工事を行うため、
1.家庭内のコンセントから蓄えた電気を使用できる
2.夜間の安い電力を蓄えて、昼間に使うことができる
3.停電の際には自動で蓄電システムからの電力供給に切り替えられる
(機種により切替時に時間を要する場合もあります。)
といった機能を持っています。
容量や出力もポータブル型に比べて大きく、
災害時にも家庭内の電源を広く使用できるようになっているため、
携帯電話の充電、ラジオはもちろん
テレビ、冷蔵庫、照明などもしようすることができます。
また、太陽光発電システムと連携すれば、
満タンに充電された電気を使い切っても
昼間、太陽光で発電した電気を蓄えて夜間にしようすることも可能です。
(機種により異なります。)
また、定置型の中でも分電盤への接続の仕方により、
特定負荷型と前負荷型の二つがあります。

特定負荷型
分電盤の中で設置工事に予め選択した回路(設備)だけをカバーするものです。
(回路(設備)選択には限りがあります。)
例えば…
1Fのリビングとキッチンとトイレのみを特定負荷として選択していたとすると、
停電した際にはキッチンの冷蔵庫やリビングのテレビ、トイレといった
各選定回路(設備)の照明は利用できますが、
2Fや1F和室の電気を使うことはできません。
そのため、停電時のことをよく想像して電気を使用する回路(設備)を選定することが大事です。

全負荷型
家全体をカバーできるため、設置工事時に回路(設備)を選択する必要がありません。
設置後に大規模リフォームやお子様の成長に伴い、
部屋や設備の利用の仕方が変わることもあります。
また、災害時には想定外のことが起こり、別の要因で選定した回路が使えなくなる場合もあります。
そいった場合には全負荷型の方が家のどこでも電気が使えるので、
安心感は高くなりますね。
全負荷型ですと「まるごとバックアップ!」とうたっている
4Rエナジーの蓄電システムが有名ですね。
4Rエナジーは高価ですが、大容量の蓄電池なので、
非常時にどこでもたくさんの電気を使えるようにしたい方には向いているメーカーかと思います。
つづく
バックナンバー
【蓄電池とは】蓄電池のお話 1/5
http://ecofit852114.blog.fc2.com/blog-entry-63.html
【蓄電池の種類1】蓄電池のお話 2/5
http://ecofit852114.blog.fc2.com/blog-entry-64.html