誰も知らない明石家さんま



小さな30分もないぐらいのショートドラマ。

なのに、さんまさんと師匠とのやりとりでグッと感動要素が入れられてる。正直、名刀というのは、ただ1人で電話掛けて、空見ながら話して、師匠の名句が刻まれた板を見ながらの芝居で奥行きと深さを作れるものなんだなと思った。

実はカメラを見ながらの芝居は難しい。カメラはレンズであって、人でも何でもない。なのに最後のカットで草彅さんのさんまさんに泣かされた。正直、お笑い芸人さんがさんまさんの役をして、細かい笑いを入れられるけど、人としての深さは難しい。短いシーンで師匠との関係を出したし、そもそもナレーションが抜群に良かった。満足感高かった。


しかし、名刀とは例え大根だろうが人参だろうが綺麗に調理してしまうんだなと思った。