https://futabasha-change.com/articles/-/796?page=1#goog_rewarded


中川大志くんのインタビュー記事


「完成した作品を観て、衝撃を受けました。現場で一緒に演じていても、やはり全部は拾い切れないこともあるんですけど、完成した映画では、草なぎさんの表現や、繊細な機微みたいなものを監督はすべて拾い上げて、余すことなく映像に入っている。それを観て、あぁこんなにいろいろなことを草なぎさんが演じていたんだと、また客観的に理解することができました。いや、本当に痺れましたね」


草彅さんはたくさん共演者を褒める、褒めちぎる。逆に褒められると小さくなって照れる。当然のような顔しない。でも、芝居でやってることはそこいらの俳優じゃ太刀打ち出来ない芸当なことをやってる。


どう演じるか考えて言葉を言う人はいない。でも素人はセリフをどう言うか考えながら言うから自然じゃなくなる。本当は相手の言葉に反応して反射して喋る。これが難しい。その人物としてただ立ってるだけ、草彅さんは普通にそれが出来る。セリフないと棒に戻るタレントもいる。その世界に居れない。それが出来るどうかの差は広い。



草彅さんの強みは真っ白に戻れること。ただの器のように役を丸ごと呑み込んでしまうこと、そして引きずらないし、こだわらない、新しい役は全て出来るかどうかわからない、挑戦だと思ってること。

真っ白に戻ること。これが難しい。


https://goetheweb.jp/person/article/20240509-tsuyoshi-kusanagi-02?heading=3