日本映画navi 買った。
白石和彌監督の言葉に期待度上がる。

白石和彌監督の初の時代劇、碁盤斬り
中川大志くんと対談。
半分以上、つよぽんワールド全開で、こりゃ、記者も爆笑だろと思って、ちゃんと映画の宣伝してくれる中川くんに土下寝するほど感謝したけど。

映画撮影チーム、プロフェッショナル軍団にはいい映像を撮る、というこだわりがある。クソ野郎と美しき世界の映画のとき、草彅さんパートを撮った撮影チームもベテランで、カメラに光に上空からアップから、徹底的に絵にこだわる。ミッドナイトスワンの内田英治監督の美術スタッフチームも、ロケハンからアパートの部屋の内装から細かくこだわって作っていた。
任侠ヘルパーのカメラマン、山本英夫さんも草彅くんはアップがいい、目がいい、と喜んでいた。多分、目で芝居出来る人は台詞削っても表現出来る。寧ろ、台詞に頼ってない。
だから山本英夫カメラマンの弟子の伊藤さんも、また寄りたい寄りたいと撮影してくれていた。最早いい役者のアップは、美しい風景と同等以上の価値に繋がってる。

白石和彌監督が言ってた、囲碁のプロフェッショナル中のプロの打ち方を草彅さんに見せたら、それをその場で携帯で撮影してホテルに持ち帰り、みるみる打ち方が上手くなったと。本物は本物を見抜く。まさに草彅さんの審美眼だと思う。


 「稀有な関係性を成立させた立役者が草彅剛である。稀代の作曲家・羽鳥善一はときに変人モードも醸す天才であることは間違いないが、ともすれば変人としての印象が濃く出すぎる可能性もあるこのキャラクターを草彅は血の通ったひとりの人間として物語に存在させた。これはひとえに草彅の演技力とその佇まいあってこそだと思う。」