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宮下雄也さんのブログ


 「はい、そうなんですよ。ダンボールの猫を飼ってまして……えへへ」と、なんとも情けなく笑って返事しました。

すると草彅さんは……

「へぇ〜。じゃぁ今は家でお留守番してるんだ!」

そうニコッと笑ってご自身の席へと戻って行きました。

スゴい。
スゴくないですか?
だって意味わかんないじゃないですか。ダンボールの猫を飼ってるとか。
なかなか出ない言葉ですよ? 初見のおはぎに「今は家でお留守番してるんだ」って。
スター性、いや、スターとは何かというものをダイレクトに受けて感動しました。



私らファンは草彅さんの楽屋裏は知らない。でもユースケさんや周りの俳優さん、スタッフさんから裏表がない、いつもフラット、とは聞いている、読んでいる。

だから、こんな人、という形容を同業者から知れると嬉しくなる。

草彅さんを変わってる、と、言う人は多い。つか、俳優は変わっていて普通、常軌を逸脱しているから感動を生み出す演技が出来る。逆に普通な人は稽古して稽古してテクニックを覚える。よーい、ドンのときから才能が少ないなら、テクニックでそこを埋める、が、才能ある人が更に努力されたらよーいドンもなにもない。才能にブーストを後付してるみたいなもんだ。

でも才能は周りのサポートがなければ輝かない。人にスタッフに恵まれる運、好かれる人格もないと、持ち腐れで終わるのだ。
来年もまた、新たな企画や新たなスタッフと知り合って、初めての脚本に挑戦して欲しい。