国の経済の指標「GDP(国内総生産)」が拡大し、成長することが「良いこと」とされ
て久しくなっています。

GDPは国内の経済が新たに生み出した「付加価値」。

GDPが大きくなればそれだけ各企業が潤い、企業が潤えば、国民が潤う。

だから、GDPが成長すれば豊かな国になる、というのがその論理です。

わかりやすい指標だけあって、物事の尺度のように使われています。

「GDP成長率はいくらだ」「GDPに与える影響はxxx」などなど。


しかし、このGDPにはいくつかの問題が指摘されています。

まず、GDPには家庭での仕事に対する価値が入っていません。

家事や子育てや、福祉、家庭内コミュニケーションなど、金銭を伴わない仕事に対
する価値が入らないのです。

ボランティアも入りません。


逆に社会的や環境的に「悪」と考えられることでも、GDPに入ります。

大量に死傷者が出るような事故で、医療機関が動いたり、地震や火事で建設・土木
企業が修復工事をしたり、あるいは食事を使いまわして食べさせても、GDPにカウン
トされます。

企業が利潤を重視して公害をだし、その公害対策で莫大な費用がかかってもGDPは増
えます。


GDPが増えても、幸せな人が増えるとは決していえないのです。

むしろ、GDP偏重になると、不幸な人を増やすだけかもしれません。

(倫理観や節操がなくなった現代では余計にそう思えます)

生ごみ処理機


タスポという成人識別カードが無いと、たばこが自販機で買えなくなりましたが、

タスポが思いのほか広がらず、
逆に、思わぬ影響が出始めているそうです。


それは、自販機の撤廃と禁煙率の増加です。


道の片隅で24時間電気を消費し続ける自販機も、

健康と環境を汚染するたばこ自体も、

無いに越したことはありませんが、

これが自販機の撤廃と禁煙率の増加を見越して計画されていればすばらしいのです
が。。。

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地球温暖化の原因となっている二酸化炭素。

 日々二酸化炭素を減らすために、節電や、節水に励まれていることでしょう。

 しかし、二酸化炭素はなかなか減らないし、限界があります。

 どうやっても減らない二酸化炭素分を埋め合わせる方法が「カーボンオフセッ
ト」です。

 「カーボンオフセット」とは炭素を埋め合わせするということ。

 オフセットするには、二酸化炭素を減らす植林や省エネプロジェクト、自然エネ
ルギーの利用プロジェクトなどにお金を投資したり、
 削減された二酸化炭素の排出権を購入する方法があります。



 ○ カーボンオフセットする2種類の方法
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 個人がオフセット分を購入するには、大きく2つの種類があります。

 ・「カーボンオフセットという商品」を購入する方法
 ・「カーボンオフセットされた商品」を購入する方法

 です。

 前者は純粋に●kgのオフセット分を購入することです。
 購入したオフセット分は何とオフセットしても自由です。

 「カーボンオフセットという商品」を購入できるのは、ジーコンシャス、日本
カーボンオフセット、PEARカーボンオフセットや、Yahoo!カーボンオフセッ
ト、ローソンCO2オフセットなどです。


 一方、後者は、特定の商品のライフサイクルで排出する二酸化炭素の排出量の一
部をオフセットしたものです。

 この1年で「カーボンオフセット付き●●」という商品やサービスが数多く販売さ
れるようになりました。

 JTBの「CO2ゼロ旅行」や日産自動車の「カーボンオフセット付きマーチ・コレッ
ト」などです。

 これらが「カーボンオフセットされた商品」といえます。

 商品やサービスによって、商品やサービスを提供する企業自身が、オフセットす
る費用を支払っている場合もありますし、
 利用者(私たち)が負担する場合もあります。両者で負担する場合もあります。

 こういった商品やサービスを提供することで、企業は環境貢献を訴えることがで
きる一方、消費者も温暖化防止を支援していること
 になります。



 「カーボンオフセット付き商品」にはあいまいな部分があります。

 誰がオフセットすべきなのか、どのくらいオフセットすべきなのか、これがよく
わからないことが多いのです。


 例えば缶ジュース一本を買ったとして、「●kg排出した」という数字が無いの
に、その缶ジュースに「一缶で1キログラムオフセット
 されています」と書かれていても、一体何に対してオフセットしてよいのかわか
りません。

 また、商品の製造から輸送、販売、廃棄までのライフサイクルで排出する二酸化
炭素は、製造や販売、廃棄する企業が出した
 二酸化炭素なのだから企業がオフセットすべきなのか、企業は消費者のために
作ったのだから、消費者がオフセット
 すべきなのか、このあたりがあいまいです。

 排出する二酸化炭素量をすべて商品の価格に上乗せするのが正しい姿なのでしょ
うが、そうすると商品は売れなくなって
 しまいますから、義務付けでもされない限り、企業は嫌がります。

 ローソンが販売し始めた「CO2排出権付き商品」はすべてローソンがオフセット分
を負担しています。


 日産のマーチコレットでは、8000km 乗ったときに排出する二酸化炭素量をあらか
じめオフセットしたものですが、製造・販売・
 廃棄の排出量は関係ありません。


 「カーボンオフセット付き商品」は、いったいどこで排出される二酸化炭素量
を、どのくらいオフセットするのか、誰がその費用を
 払っているのか、ということを良く理解しておく必要があります。

 カーボンオフセット無し商品よりはよほどいいのですが。



生ごみ処理機


朝日新聞の1面に「オイルマネー、島を緑に改造」という興味深い記事が掲載され
ていました。

アラブ首長国連邦のシルバニヤス島はもともとは砂漠だったそうですが、

オリーブやヤシの木が250万本植えられ、

希少な動物たちが群れをなしているそうです。


これらはすべて外から持ってこられたもので、

木には一本一本にホースが張り巡らされ、

水が遣られています。



さらに、湾岸諸国最大となる風力発電が建設されています。



島ではエコツアーが観光の目玉となり、ガイドの言葉が紹介されています。

「貴重な自然を守るために、外から持ち込んだものはすべて持ち帰ってくださ
い。」


えっ、植物や動物、風力発電は外から持ち込んだものでは?

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海外では水不足が深刻な問題となっている地域が多くあります。

 川は国境とは関係なく流れていきますから、上流の国と下流の国、あるいは川の
対岸国との間に利権問題が発生しています。

 また、地球温暖化による氷河水の枯渇や、灌漑による地下水の枯渇なども問題を
引き起こしています。

 日本では水不足に絡むトラブルは少なくなっていますので、海外の水問題は関係
がないように思えますが、この輸入による大量の水を消費している
 ことで大きく関係しています。


 蛇足ですが、このことは日本人の金についても同じことが言えます。

 日本人の金融資産が現在では国境を越え、世界中で運用されていますので、その
金が戦争を起こし、貧富の差を拡大している可能性もあるのです。

 いずれにせよ、私たちは、安易な輸入が悲劇をもたらす可能性を頭の隅に入れ
て、国産の物を購入するように心がけたいですね。

生ごみ処理機


「うたかた」の夢、という言葉があります。

"はかない"夢という意味ですね。


この「うたかた」。漢字で書くと「泡沫」と書くのだそうです。


「泡沫」とは泡のこと。英語ではバブルです。

バブルといえば、

1980年代に金融経済が度を越した状態になり、

1991年に崩壊したバブル景気を思い出します。


しかし昨今の金融崩壊、環境問題、貧困問題など

世界で起こっている悲劇を見ていると、

実はバブルはもっと前から起こっていたのではないかと思うのです。


それは「石油バブル」です。



石油という、古代に地球が太陽エネルギーから作ったエネルギー源を、

無限に使えるものと思い、

またこのエネルギーを基にして、

多くの資源を掘り起し、

大量の食糧を生産し、

大量の製品を生み出し、

宇宙にまで飛び出してきました。



まるで人類は全知全能であるかのような「泡沫の夢」を見ていたように感じます。


日本も、石油危機の1970年代から今までの40年間

資源の危機に気づきつつもなんら対策を打ってきませんでした。


日本に資源や食料がなくても、

世界には枯渇することなく存在すると思い込んでいたのでしょうか?




しかし、地球環境と私たちの置かれている状況がわかるようになり、

石油だけでなく、数多くの資源の枯渇が予測できるようになり、

地球温暖化も予測できるようになって来ました。


石油に依存した経済では立ち行かなくなっています。



京大総長の松本さんが【サバイバビリティ】という言葉を発しておられます。


「サステナビリティ(持続可能性)は成立しない。

 サバイバビリティ(生き残る力)が問われる時代になっている」



「資源も食糧も不足し、個人、会社、地域、国、世界のレベルで

 生存大競争時代が始まっている」



サバイバビリティとは、資源や環境だけの問題ではないのです。


私たちは泡沫の夢から覚め、

これからのサバイバル時代を生き残れるよう

チャレンジする時期に来ているのです。

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