最近都市部では「トラック広告」が増えています。

巨大な広告を側面に貼った大型トラックが繁華街を走っているのです。

繁華街の渋滞でトラックはゆっくりとしか動けませんから、歩行者の目を惹きつけ
るには素晴らしい広告手段です。

ところが、このトラックは運転手以外乗せていません。

エネルギー消費、二酸化炭素排出の観点から見れば、愚の骨頂です。

広告が「エネルギー消費を減らしましょう」などであればまだましですが、ネオン
サインと同様、街の景観も損ねますし、倫理観を感じられません。

みんなで少しづつマナーを守って走行している横で、マフラーを破った暴走族が轟
音と排ガスを撒き散らしていることとなんら変わりません。

環境面、街づくり面の両方を管理している政府や自治体はこういう業務に規制をか
けるべきだと思います。



生ごみ処理機


現在の私たちが無意識に使っている電気は、どうやって作られ、どこから運ばれて
いるのでしょうか?

 日本のエネルギー自給率は、わずか4%。

 エネルギー源となる石油、石炭、天然ガス、ウラン鉱のほとんどを海外、しかも
遠い国に依存しています。


 原料を運ぶにもエネルギーが必要です。

 さらに大規模発電所の発電効率は40%。


 残りの60%は熱となって逃げていきます。


 遠くの発電所から運ばれてくる間にも電力損失があり、変電にも損失があり、送
電・配電で10%弱が失われます。


 この大いなる無駄をなくすには、地元で取れるエネルギーを使って発電し、地元
で消費する、「エネルギーの地産地消」が求められると思います。

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南米チリでは「霧を飲む人」がいるそうです。

チリの高地では降水量が少なく、水道も引けない地域があります。

そこでカナダとチリの合同団体 FogQuest が霧を集めて、集水するという方法を
とっています。

http://www.fogquest.org/

夜中に大きな特殊ネットを張っておくと、霧がネットにぶつかって水滴になり、水
滴がネットを伝って、下にある取水器に溜まる。

という仕組みです。


『仙人は霞(かすみ)を食べて生きる』といいますが、チリの高地に住む人も仙人
のような生活です。


ご存知でしょうが、世界には水に困っている人が多くいることをあらためて思い出
してください。



生ごみ処理機


26型液晶TV(消費電力120W)を1日4時間使うと、消費電力量は

 120W×4時間=480Wh

門灯(消費電力40W)を1日12時間使うと、消費電力量は

 40W×12時間=480Wh

どちらも消費電力量は同じで、CO2排出量は約195gとなります。


門灯や玄関灯などはあまり気づかないところで、かなりの電力を消費し、CO2を出し
ているのです。


CO2を減らそうと思ったら、目の前にあるものにはすぐ気づけますが
目の届かないところにも「電気泥棒」は潜んでいます。

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経済偏重主義では環境面で人類の将来が危険なのと同様に、GDPでは、求める「豊か
さ」は得られないのです。


ですから、GDPではなく、別の指標があればわかりやすくなります。

現在まだGDPに変わる決定的な指標は見つかっていませんが、ひとつの指標として考
えられているのが、「GPI(Genuine Progress Indicator: 真の進歩指数)」です。

GPIは次の計算式で求められるそうです。

GPI=個人消費÷所得の不平等の調整
+子育てや家事の価値
+ボランティア活動(例えば、お年寄りのお世話などの福祉活動)
+耐久消費財のサービス
+政府の支出の一部(高速道路、道路の建設)
+純設備投資
-社会的コスト(犯罪、事故、家庭の崩壊、通勤時間、雇用・余暇時間の喪失な
ど)
-環境コスト(農耕地、湿地などの喪失、公害、汚染など)
-世代間のコスト(オゾン層の破壊、森林の喪失など長期的な環境破壊、再生不可
能な資源の枯渇、外国からの借入、耐久消費財のコスト)

出典:<a href="http://www.ecology.or.jp/member/special/0111-2.html"
target="_blank">http://www.ecology.or.jp/member/special/0111-2.html

これらを踏まえて計算すると、アメリカも日本も、第二次世界大戦後ずっとGDPは成
長し続けている一方で、GPIは1970年から1990年をピークに、近年は横ばいか下落し
ています。


このGPIは目に見えない価値を無理やり計算していますから、明確とはいいにくいと
思います。

しかし、なんとなく、私たちの実感と合うのではないでしょうか?



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農業だけで生活していくのは簡単ではありません。

 実際にやってみればわかります。

 土をつくり、耕すだけでも重労働です。

 さらに虫や雑草と戦い続けなければいけません。


 収益を得るためには、収穫量が必要で、現代の農業はそのために、 農薬や肥料
や重機の投入を使っています。

 肥料や農薬は土の中の微生物の数を減らしてしまい、土は痩せているのに無理や
りドーピングしているようなものです。

 重機は購入費が高いだけでなく、軽油やガソリンを使う必要があります。


 稲作の場合には、稲を刈った後にも通風乾燥機で水分を除去し、脱穀や精米にも
機械が使われます。


 少なくともこれまでの農業の多くは、環境を破壊し、農薬や肥料を大量に使
い、エネルギーを大量投入する産業であるといえるのではないでしょうか?

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