住宅ローンはいくら借りられる?
こんにちはokanoです。
以前ブログで「事前に住宅ローンチェック☆」という記事を
書きましたが、今回はその続きです。
【住宅ローンはいくらかりられるのか?】
皆さんリノベーションを検討される際には住宅ローンも
一緒に検討されているかと思います。
そんな時、自分はいくら借りられるのか?という疑問が
ふと出てくると思います。
「年収の6倍が目安」とか聞いたことはありませんか?
前回のブログでは
「住宅ローン返済額試算」と「お借入可能額試算」の
ページがあることをご紹介しましたが、それらは
簡易シミュレーションなので、
「いくら借りたら月々の支払額はいくらになるか?」
「その額って毎月払っていけるかな?」という
ざっくりしたものになります。
なので、実際銀行がいくら貸してくれるかという
話になると別の話が必要になってきます。
【審査金利と返済比率という概念】
まず、金利ですが銀行のホームページに行くと
今月の金利が載っているページがあります。<みずほ銀行より>
こんなページですね。
「変動金利」「固定金利」「優遇金利」などの言葉を
耳にしたことがある方は多いかと思いますが、
その内容が一覧になっているのが、このようなページです。
そして、注意しなくてはならないことは、
これは実際に融資実行されて住宅ローンの支払いが
始まった際に適用される金利だということ。
つまり、銀行はローンの申込時に審査をしますが、
その際使用する金利はこれらとは異なっているのです。
この金利のことを「審査金利」といいます。
銀行によって、申し込みされる方の年収によってなど
諸条件でその審査金利は変わってくるものらしいですが、
だいたい「3.5%~4.5%」くらいだと思います。
そして、この金利で月々の返済額を計算し、
「1年間の返済額と年収の比率」をチェックし、
銀行は貸せるかどうかを判断しているらしいです。
この比率のことを「返済比率」といいます。
この返済比率も銀行によって、そして年収によって
変わってくるものらしいですが、
だいたい「30%~40%」くらいだと思います。
ーーーー
月々15万の返済(ボーナス返済なし)だと、
年間の返済額は180万となります。
そして、
年収400万の方なら、返済比率は45%
年収450万の方なら、返済比率40%
年収500万の方なら、返済比率36%
この比率が各銀行の定める基準をクリアしていれば
その額が借りられるということになります。
ーーーー
ちょっと難しいですが、皆さんいかがでしょうか?
【どうやって計算すればいいか?】
ではどうすれば簡単に計算できるかと言いますと、
①銀行の返済額シュミレーションで月々の支払い額を算出してみる
②その支払い額×12ヶ月で年間の支払い額を計算する
③「年間の返済額÷自分の年収×100」をして返済比率を計算する
その比率が35%くらいなら大丈夫だろうと思います。
※銀行によって、基準の数値が違いますし、
年収や年齢によっても違ってくるので、
あくまで目安としてお考え下さいね。
それから
一般的には返済比率30%くらいまでが無理のない
返済計画と言えると思いますので、
ローン地獄にならないようお気を付けください。
okano
