重要事項に関わる調査報告書は、その名の通り重要です。 | 東京リノベーション事情

重要事項に関わる調査報告書は、その名の通り重要です。


こんにちは、okadaです。
 
今年最後のブログは、重要事項説明に関して。
不動産を購入する際、様々な資料が送られてきます。
もう本当に沢山の資料。。

そのなかでも、設計に大きく関わると思っているのが、
重要事項に関わる調査報告書。
どうして設計の立場からでも重要なのか?

それは、アスベストの有無が記載されているからです。
と、共用部でアスベストが使われている場合は、
設計ではどうしようもありません。
この場合は、購入を検討されている方の判断に寄ります。

問題は、専有部分にアスベストが使われている場合。
割合としては多くないのですが、

古いマンションになればなるほど割合は高くなります。
というのも、昔の建材にはアスベストが入っているものが多かった為です。

ということで、敷地も眺望も、外観もとても気に入った物件なのに、
専有部分にアスベストが入ってる。。。
と諦めてしまうのはまだ早いのです!

お金は掛かってしまいますがアスベストは撤去できます。
といっても、アスベストの撤去は、行政への届出が必要ですので、
少しハードルは高くなりますし、期間も多めに必要になります。
でも撤去は可能です。

ということで、リノベーションの計画も期間も変わってしまう事があるので、

重要事項調査に関わる報告書に書かれている、
アスベストの有無の記載は必ず見ていただくことをオススメします。

写真は、年明けに工事を始めるお家。

 実は天井材にアスベストが使われていて、
それをご承知の上で購入を決断されました!
アスベストのみならず、内装がキレイさっぱり撤去しました。

(okada)

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