木材仕上げのあれこれ2 | 東京リノベーション事情

木材仕上げのあれこれ2

こんにちはnomuraです。

昨日にひき続き、リノベーションに絶対必要で欠かせないという、
木材のあれこれ第2弾をご紹介します。


モルタルの壁に映える棚板。
一見アンティークの古材のようですが、
ツーバイトゥエルブ材という断面が2インチ*12インチの板材に
オイルステインを塗っただけのもの。

ホームセンターでも見かけるツーバイフォー材のデッカいバーションで、
節が多く、古びた雰囲気を出すのにもってこいなんです。

ちなみによく耳にするツーバイフォー住宅とは断面が2インチ*4インチの
部材を使って組み立てられた家のことを言うんですよ。




こちらの収納を構成する材料として使われているのが、ラワン合板。
いわゆるベニヤ板です。
ただ、普通のベニヤとは違い仕上げ材として使う為の
表面がキレイな材を使っていますので、このように濃い色で塗ると
ツルっと均一な仕上がりになりながらも、木の素材感がしっかり残ります。




棚板に使用しているのは、シナ合板。
表面がさらっとしていて優しい雰囲気があり、木口の積層もかわいいんです。

全体的に明るい空間にしたいとき、真っ白で統一すると間延びした空間になるので
シナによって木の暖かみを取り入れることができます。




現場の進行状況によって「現場のニオイ」というものがあり、
大工さん工事が始まると、木のニオイがプンプンしだします。

最初はモルタルのニオイ。木のニオイがし出すと
いよいよ進んだなと思い、うれしくなります。

やっぱり日本人は木が好きなんですよね。


(nomura)


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