効率の追求に生きる現代の僕らは、自然な火の灯りに出会うと、
とっても癒されますね☆
http://www.tokyo-np.co.jp/article/living/life/CK2010110802000060.html
◆「パチ…パチ…」。ストーブの炉内で、薪がオレンジ色の炎を上げ、音をたてる。心落ち着く音だ。東京都杉並区で先月開かれたまきストーブ体験会で、約十五人の参加者らはしばし耳を傾けた。
◆主催した東京ストーブの松田友馬店長(28)は「鋳物の天板は熱のもちがよく、火を消してもしばらく暖かい」と説明する。機種選びのため訪れた横浜市港南区の会社員石井悠輔さん(33)は「木を薪にし、灰は庭の畑にまくエコな暮らしをしたかった」と話す。
◆環境省は「成長過程で二酸化炭素(CO2)を吸収する木は、燃やしてもCO2排出がゼロという考え方」(地球温暖化対策課)として、まきストーブを環境に優しい暖房器具と位置づける。
◆注目されているのは調理への利用だ。鍋を天板にかければ、湯を沸かせる。最近は天板を一部開けて、じか火が使える製品も登場。ホームパーティーの料理の幅も広がる。さらにエコな選択肢も。東濃ヒノキで知られる岐阜県中津川市の加子母(かしも)森林組合は、木工などで出るかんなくずをレンガ状のブロックにして販売。「まきストーブのたき付けなどに使って」とPRする。
◆設置に当たっては位置はもちろん、火災対策が重要。キッチン周りの出火と同じく、ストーブ周囲の木が内部から炭化する恐れがある。中川さんは「工務店で無理な設置場所を計画することがある。経験のある専門業者の施工が最も良い」と助言する。
◆メンテナンスで重要なのは煙突掃除。内部に蓄積したすすが発火すると、通常使用時の二、三倍の高温となり、火災が生じやすくなる。よく乾燥した落葉広葉樹を薪に使う好条件なら、一シーズンに一回、専用ブラシを使えば、すすのほとんどは取れる。
◆煙突があるため、近隣との関係も重要だ。「新しくまきストーブを入れたら、『今度食事会でも』と誘うのも一方法」。天気のよい日中は洗濯物を干す時間帯でもある。夕方までストーブを使わないなどの配慮も必要だ。塩分や化学物質によるダイオキシン類などの発生が心配な流木、建材などは、燃やしてはいけない。
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