人を動かすのはいつの時代も情熱なんでしょうね★
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyoguide/info/irasshai/CK2010091002000097.html
◆「最高の塩をつくるためには、日本一の塩づくり名人に弟子入りするしかない」
◆東京・練馬のサーファー・佐藤京二郎さん(39)と、埼玉県狭山市の美容師・増田光恵さん(38)は3年余り前、高知県黒潮町の塩づくり職人・吉田猛さんの門をたたいた。「天日塩」に心血を注ぐ「名人」との出会いは、鮮烈だった。「ドーン」という強烈な衝撃が走る。断られても何度も通い、ついに「押しかけ弟子」に。
◆二人が「塩」に行き着いたのは、「海が好き→海の近くに住みたい→他人とは違うことをやりたい→海水はタダで無尽蔵…」。日の出とともに始まる塩づくりの作業は、根気のいる重労働だ。2年近い修業を経て、2009年2月、そろって「卒業証書」を受け取り、独り立ちを許される。
◆ところが、そこからが容易ではなかった。自前の製塩施設を建てる土地が見つからないのだ。高知県の長い海岸線を、西端の自治体から順に当たったが、どこも「なぜ、今、天日で塩づくり?」と冷ややか。東端の室戸岬に近い田野町までたどりついた時、地元の理解が得られ、視界が開けた。
◆8月に「田野屋塩二郎」の看板を掲げ、それから1年。「ようやく商品にふさわしいものができるようになった」
太陽の熱と風の力が生み出す「天日塩」。「刻一刻と変わる塩の表情を見分けられるかどうか」がポイントという。だから、一時も目が放せない。乾燥機器にはまったく頼らないので、出来上がりまでに少なくとも1カ月はかかる。
◆「自分でつくった塩は、すぐ違いがわかる。師匠を超えて、日本一の塩をつくりたい」。
毎夕18時30分頃更新
エコダが選んだ前向きなトピック ecoda's pickup vol.157
