1年2ヶ月お休みいただいて会社に復帰。
何が変わってたって「生成AI」がめちゃくちゃ幅を利かせていた。
「生成AI」くんのことはぼんやり知っていた。ちょうど1年半ぐらい?前に画像生成のMidjourneyが盛り上がっていて、自分でもいくつか画像を作ってみて「お〜〜すげ〜〜未来だぜ〜〜〜!絵が描けない私も何かできそう(何かできそう←できない)だぜ〜〜」と感じた。
生成AIを使って漫画を描く人がいるのも、なんかネフリが生成AI周りでゴタゴタしてるのも、著作権周りが話題になりがちなのも、なんとなく知っていた。
子供を産み、バタバタと毎日を過ごす中で新しいモデルやサービスが出ると、夫が「えこちゃんみてみて!すごい!」と話しかけてくるものの、そんなことより今日の献立きめてくんねーかな、と「へー」の1言でド・スルー。
「これすごいんだよ、YouTubeの動画をテキストにしてくれる!」
「へー、すごいねー(……テキストを動画で見られるってのがYouTubeのいいとこなんじゃないんか?戻ってない…?)」
主婦として過ごしていると
・大規模なデータをすぐにまとめてくれる!
とか
・プログラミングめちゃ早くなった!
とか、本当に川超えて山越えて空行ったぐらい話が遠いんよ。
暮らしている中でスーパーの食品とか、身につけるものとか、そういうのにAIが使われているのは別として「自分で何かを生成する」機会はそうそうなかった。
が、しかし会社に戻って約10営業日。生成AIくんに関する感想はひっくり返る。
「使えるやつと使えないやつで相当な差がつくなこれ……!!!」
普通に生きてると、生成AIを目の前に「なんでも答えてくれますよ!何か聞いてください」と言われたとて
「えっ、あ、じゃあ、え〜〜、う〜〜ん"渋谷でおすすめのランチを教えてください”……お〜〜すご〜い、出てきた〜〜……うん、はい、すごいすごい」
になると思うんですよ。↑この感想もったことある人絶対いる。
さらに、普段私が相手をしているのは「ばぶー」と言っている赤子だ。「だめ!」もわからないバブと「なんでも答えます!」のロボットくんとの温度差がすごすぎる。脳の端と端のリソース使っとる。
どうにか便利に使ってみようと、義実家に行くために道路の交通状況聞いたら「申し訳ありませんが、私の現在の能力ではリアルタイムの交通情報や未来の交通予測を提供する事はできません。」と言われた。そうだ、こいつはリアルタイムに弱いんだ。
↑こういった学びを少しずつ、本当に少しずつ、BOTに嘘をそれっぽく言われながら、学んだ、学んでいる。
そしてついに先日「自分でやったら1時間かかる作業をGPTくんにお願いして5分で終わった」を経験した。「あなたはプロのリサーチャーです」という書き出しでプロンプトをかけるようになったんだ。すごいだろ(すごくない)(ほんとうにすごくない)(プロンプトむずいよ〜🥺)
息子の宿題を画像で送りつけて答えを出してもらったり(間違ってた)
BL小説を書いてみてもらったり(あんまり萌えなかった)
中国語で書かれたファンアートを翻訳してもらったり(これはちょっと便利だった)
4人で8000円分ご飯を食べたんだけど、2人だけ酒を飲だから多めに払いたい。割り勘して。と頼んでみたり。(いや、普通に計算してもできるけど)
できないことはないけど、それをさせるのが難しい。使うこっちの腕次第。それがわかったから、次のステップに進みたい。うまいこと、乗りこなしたい…!!!
画像生成でぬりえが無限に作れると知って作ってみた可愛い塗り絵。そのうち次男と遊ぼう。
しっぽが前についてて可愛い。謎の服着ててかわいい。耳がくっついてて怖い。