人と話したくない。正確に言うと人と話すことができない。
そのことにやっと三十七歳を迎えようとしているこの時に気づいた。
いや薄々感じてはいたのだが、人と話したいという思いの方がまだ強かった。
私は結構どこにいても浮いてしまうし、小説を書けばだれにも読まれず、絵を描いても誰にも見てもらえず、思い切ってだれかに評価をお願いすると酷評されてしまう。
とにかくこの世とまあまあ合わないと感じているのだが、人と話したいと思うことが結構あった。
あまりにも誰とも話さずにすごしているとそんな欲求が強まってくる。
たまたま職場でいつも1人でいる私を気の毒に思った女性が、話しかけてくれた。
私は久々に人と話せてとても嬉しかった。
だけど、私は知ってしまった。
私は私に問題があり人と話すことができないのだ。
私は病気である。何の病気かは病院に行ってないのでわからないが、おそらく病気である。
なんだかよくわからないけどずっとマイナス思考がわきあがってくるし卑屈で他人を心の中で攻撃し続けている。
そしてその攻撃は自分にもしている。
ずっとトゲトゲ自分を攻撃し、他人を攻撃している。
人と話しているとまるでそんな自分を見透かされたのではないか?と言う気分になる。
そんなことばかり考えてるからいつもなんだかおどおどしているので、他人から見ると見透かすと言うよりは不気味がられるのだと思う。
悪循環というか、なんというか。
多分人様なんか私のことなんかどうでもいいのだと思う。
だけどなんだろう、こう、あがってしまって人と話せないのだ。
だったら1人がいいなあ。
さびしいけどね。