先にアップしたブログで「若杉ばあちゃんの料理を食べてみたい」との声があったので、昨年野草教室で行った時習ったナスの簡単レシピを2個紹介する。


まずは、ナスのこんねり。

小麦粉を使うので「小麦粉ねり」がなまったもののようである。


①ナスを薄切りにして千六本くらいに細く切り、水にさらしてアクを抜く。


②フライパンを煙がでるまでかんかんに熱して、たっぷりのごま油を入れて、ナスの細切りを透明になり、くにゃくにゃになるまで右回りにかき回しつつ(回転の方向により美味しさが変わるらしい)炒めていく。


③好きな量のしょうゆを入れ、水に小麦粉を薄く溶いたものを入れてさっとかき混ぜてとろみが出たら火を止める。


これは、見かけイカの塩辛みたいな仕上がりになり、ご飯がめちゃくちゃ進む。しかも翌日味がしみてさらに美味しい。


続いて、ナスのショウガ炒め。


①ナスを縦4枚くらいに切り分けて、下半分に2本切り込みを入れ、火を通しやすいようにしておく。


②かんかんに煙が出るまで熱したフライパンにごま油をたっぷり入れて、両面に焦げ色をつける。


③ショウガをひと塊(ひとかけではない)すりおろしてしょうゆと混ぜる。


④ナスが焼きあがったら、酒を適量いれ、混ぜておいたしょうゆとショウガを入れてさっとかき混ぜて火を止める。


これは、身体が温まる。ショウガが苦手な人は、量を減らしてもいいと思う。


この二つのナス料理は、ナスは元々身体を冷やす陰性の食べ物なので、身体を冷やしすぎないよう若杉ばあちゃんが考えたものである。

ものすごく簡単で(家で再現したらあっさりできた)身体にいいので、一度作ってみて欲しい。

ばあちゃんの料理は素材を生かすシンプル料理が多いので、きっと役に立つと思う。